2018年5月23日、観察者網(wǎng)は、臺(tái)灣が世界保健機(jī)関（WHO）総會(huì)から締め出されたことについて、臺(tái)灣當(dāng)局が抗議するとともに、日本、米國(guó)、オーストラリアも臺(tái)灣のオブザーブ參加を求めたことを伝えた。

21日にスイス?ジュネーブで開幕したWHO総會(huì)（WHA）について、臺(tái)灣に近い15カ國(guó)が臺(tái)灣のオブザーブ參加を認(rèn)めるよう提案したが、WHOは臺(tái)灣の參加を認(rèn)めなかった。臺(tái)灣の陳時(shí)中（チェン?シージョン）衛(wèi)生福利部長(zhǎng)は「WHO総會(huì)で提起されている『市民全ての健康をカバーする』という目標(biāo)にわれわれはしっかり取り組んでおり、國(guó)際的に共有したい経験も持っている。それなのにWHOは2300萬(wàn)人の臺(tái)灣市民を見て見ぬふりだ」と語(yǔ)り、WHOに対して抗議文を提出したことを明らかにした。

臺(tái)灣の締め出しに対し、翌22日にはアレックス?アザー米保健福祉長(zhǎng)官が「臺(tái)灣を參加させないことに対し、改めて失望を示す」と語(yǔ)ると、日本の代表は「特定の地域を置いていってはならない」とした。オーストラリアの代表も「いかなる集団も排除してはならない」と発言した。臺(tái)灣?中央社は「こういった発言は、公に臺(tái)灣への支持を示すもの」と評(píng)している。

臺(tái)灣は2009年より8年連続でWHO総會(huì)にオブザーブ參加してきたが、中臺(tái)関係が悪化した17年は參加が認(rèn)められず、2年連続の締め出しとなった。観察者網(wǎng)は「すでに臺(tái)灣の參加が拒否されたにもかかわらず、日米豪がなおも臺(tái)灣の肩を持つ」と報(bào)じている。

中國(guó)のネットユーザーからは「中華人民共和國(guó)臺(tái)灣省の名義なら出席できるだろう」「臺(tái)灣が參加するのは構(gòu)わない。ただし、中國(guó)國(guó)旗のかかったWHO代表事務(wù)室に入ってもらう」「その（日米豪の）ロジックに照らせば、米國(guó)の50の州も琉球（沖縄）も參加すべき」といったコメントが寄せられた。

また、臺(tái)灣の參加を求めた日本に対しては「日中関係改善があまりに急すぎて、日本國(guó)內(nèi)の足並みがそろっていないのかもしれない」などの聲が出ている。（翻訳?編集/川尻）