2018年5月24日、米華字メディアの多維新聞は、韓國企業(yè)が中國國內(nèi)の優(yōu)秀認(rèn)定メーカーリスト（ホワイトリスト）の予備名簿に名を連ねたことにを受け、韓國國內(nèi)では「高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）をめぐる中國の報(bào)復(fù)が解除されるシグナルではないか」との見方が出ていることを伝えた。

記事によると、24日付の韓國紙?東亜日報(bào)は、LG化學(xué)、三星（サムスン）SDI、SKYLINEイノベーションの韓國電気自動車バッテリーメーカー3社が、中國國內(nèi)の優(yōu)秀認(rèn)定メーカーリスト（ホワイトリスト）の予備名簿に名を連ねたことを受け、「THAADをめぐる対立を前後にして続いてきた『バッテリー禁韓令』が解除されるのか注目が集まっている」と伝えている。

東亜日報(bào)が韓國バッテリー業(yè)界の話として伝えたところによると、中國自動車工業(yè)協(xié)會は22日、車両バッテリー分野のホワイトリストの予備名簿をホームページ上で公示した。16社のうち、LG化學(xué)、三星SDI、SKイノベーションの現(xiàn)地合弁會社が、BYD（比亜迪）、國軒ハイテク、力神などの中國企業(yè)と共に含まれた。これらの企業(yè)は、異議申し立ての期間を経て今月末に最終メンバーに確定されるという。

東亜日報(bào)は、「中國政府が昨年1月から、自國企業(yè)の育成とTHAAD報(bào)復(fù)の一環(huán)として、韓國製バッテリーを搭載した電気自動車への補(bǔ)助金支給を打ち切っていた」とした上で、今回の登録を「韓國メーカーは中國國內(nèi)でのバッテリー販売を回復(fù)する好材料と受け止めている」と伝えている。

記事によると、韓國紙?中央日報(bào)は11日、「中國電気自動車メーカー各社は、車両価格の半分に達(dá)する補(bǔ)助金を獲得するため、自國産や日本産のバッテリー使った。そのため韓國メーカーは苦戦を強(qiáng)いられた」とし、「LG化學(xué)と三星SDIが世界最大の電気自動車市場である中國を攻略するため、それぞれ南京と西安に設(shè)立した工場の稼働率は一時(shí)10％水準(zhǔn)まで落ちた。SKイノベーションが北京自動車などと設(shè)立した北京BESKテクノロジー工場は、完全に稼動が中止となった」と指摘。韓國バッテリー業(yè)界の関係者の話として「ホワイトリストは中國の補(bǔ)助金支給リストと連動しているわけではないので、まだ予斷はできない。だが韓國産バッテリーの差別を解消する前向きなシグナルと受け止めている」と伝えていた。（翻訳?編集/柳川）