中國の上海市で5月21日、女性が地下鉄車両のドアを占領(lǐng)し遅延を引き起こしたとして批判を集めている。23日付で澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

映像では女性がドアを押さえ、叫んでいる姿が映っている。報道によると、帰宅ラッシュの車両內(nèi)で女性の攜帯電話が見當(dāng)たらなくなったため、何者かに盜まれたと考えた女性は犯人が逃げないようドアを占領(lǐng)した。

駅職員は女性の行為が拘留処分もありうるとドアの占領(lǐng)を止めるよう説得したが、女性は「拘留処分がなによ！私は攜帯電話を盜まれた被害者よ！」と叫び一歩も譲らなかった。

他の乗客から「引きずり降ろせ！」と駅員に求める聲も上がっていたが、23日に取材に応えた駅員は「私たちには乗客を強制的に退去させる権利がない。警察の到著を待つしかなかった」と説明した。女性はその後乗車したが、騒ぎは20分余りに渡り続き、これにより5分程度の遅延が生じたという?，F(xiàn)在この騒動について警察が調(diào)査を進めている。

中國では、今年の1月に安徽省合肥市と陝西省陝西省寶鶏市の高速鉄道の駅で女性がドアを占領(lǐng)し発車を妨害する騒動が続発しており、ネットでは「またか」とあきれる聲も少なくなかった。（翻訳?編集/內(nèi)山）