2012年4月10日、ロンドン五輪を控えて代表選考が本格化する中、中國(guó)がお家蕓の卓球で、男女わずか3人ずつの代表を選ぶのに苦労している。11日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）がAP通信の報(bào)道として伝えた。

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人材が豊富すぎるというのも、それはそれで悩みは盡きないようだ。米國(guó)が男子バスケットの代表を選ぶ時(shí)と同じ感覚といえる。過去3回の五輪で、卓球の金メダルはすべて獨(dú)占という輝かしい実績(jī)を誇る中國(guó)。4年前の北京五輪では、男女シングルスの金?銀?銅メダルを総なめにした。団體ももちろん例外ではない。

卓球は中國(guó)で國(guó)民的スポーツとして老若男女に親しまれている。街角のあちらこちらに即席の卓球臺(tái)。コンクリートの臺(tái)にネット代わりのレンガが並べられた簡(jiǎn)素なものだが、中國(guó)の人々はここで暇を見つけては汗を流す。

ロンドン五輪の代表になれるのは男女各3人。シングルスの代表は各2人までだ。これほどの卓球人口の中から選ばれるのは奇跡に近い栄譽(yù)。その裏では想像を超える激しい競(jìng)爭(zhēng)が展開される。過去3回の五輪金メダリスト、馬琳（マー?リン）選手も若手の臺(tái)頭により苦戦を強(qiáng)いられている。

シングルスの代表を2人までにしたことで、中國(guó)が金?銀?銅を獨(dú)占することは不可能になった。だが、それでも金?銀、団體でも男女で金をとるのは確実だろう。中國(guó)にとって、強(qiáng)いてライバルを挙げるとすれば、アジアでは日本と韓國(guó)、歐州ではドイツといったところか。

ドイツ?ドルトムントで開催された卓球の世界選手権で銀メダルを獲得した男子世界ランキング6位のティモ?ボル選手（ドイツ）は、「中國(guó)を破らなければ世界一にはなれない。だが、どうすればよいのか」と話す。ちなみに男子ランキングの上位5位は中國(guó)選手が獨(dú)占している。（翻訳?編集/NN）