米國防省が23日、今年（2018年）は中國軍を環(huán)太平洋合同演習(xí)（リムパック、RIMPAC）に招待しないと発表したことに対して、中國は強(qiáng)く反発した。

リムパックは1971年に始まった太平洋における複數(shù)國の合同演習(xí)だ?，F(xiàn)在は隔年で実施されている。當(dāng)初は米?カナダ?オーストラリア?ニュージーランドの4カ國の海軍の參加だったが、2016年には20カ國以上の軍組織が參加するなど、規(guī)模が大きく拡大。參加各國の軍事面における信頼感を醸成し、參加することで他の參加國への信頼をアピールする場にもなっている。

日本は1980年から海上自衛(wèi)隊(duì)が參加。中國は2012年に人員だけがオブザーバー參加し、14年と16年には海軍軍艦を派遣して正式參加した。

米國防省は23日、「中國の行動(dòng)はリムパックの原則と目的に合致していないため、2018年のリムパックには中國を招待しない」と発表した。米海軍はこれとは別に「中國がスプラトリー諸島（南沙諸島）に対艦ミサイルを配備し、地対空ミサイルシステムと電波妨害施設(shè)を設(shè)置した。われわれは確固たる証拠を得た」「われわれは中國に対し、該當(dāng)するシステムを撤去するよう要求した」と発表している。

米ワシントンD．Cを訪問中だった中國の王毅（ワン?イー）外相は米側(cè)の動(dòng)きについて「建設(shè)的でなく軽率。両國の理解と相互信頼の増進(jìn)に逆行」「米國はこの種のマイナス思考を捨てるべきだ。雙方ともに世界の大國であり、海上における安全問題で協(xié)力することや、相互信頼を構(gòu)築することが完全に可能だ。これらのことが、共同で世界の平和と安定を促進(jìn)することに貢獻(xiàn)する」と反発した。

王外相はさらに、中國が「南シナ海を軍事化」と指摘されている問題について「中國が南シナ海の自らの島で建設(shè)しているのは主に民用施設(shè)であり、同時(shí)に必要な防衛(wèi)施設(shè)を建設(shè)している。これは関連する國際法が主権國家に與えている権利であり、軍事化とは無関係だ。米國がハワイやグアムに軍事施設(shè)を建設(shè)しているのと同じだ。まして、中國の配備は米國に遠(yuǎn)く及ばない。あおり立てる必要はない」と述べた。

中國外交部の陸慷（ルー?カン）報(bào)道官も24日の定例記者會(huì)見で、王外相と同様に、南シナ海の島における施設(shè)建設(shè)は主権國家の固有の権利と述べ、「米國にあれこれ言う資格はない」と主張。國防部の任國強(qiáng)（レン?グオチアン）報(bào)道官も24日、南シナ海の問題について「米國にあれこれ言う資格はない」と同じ言い方で批判し、「米國が中國をリムパックに招待しようがしまいが、アジア太平洋地區(qū)の平和と安定の維持に貢獻(xiàn)しようとする中國の意思を変更することはできない。ましてや、自らの主権と安全分野の利益を斷固として守る中國の決意を動(dòng)揺させることはできない」と主張した。（翻訳?編集/如月隼人）