2012年4月10日、米紙シアトル?タイムズは「心付け：社會主義中國の資本主義醫(yī)療」と題したコラム記事を掲載した。11日付で環(huán)球時報（電子版）が伝えた。

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最近、北京の病院に招かれた米國人整形外科醫(yī)と話をした?！钢袊喂⒉≡氦吾t(yī)療水準は一流だが、奇妙な點がいくつかある」という。外科醫(yī)のための喫煙室があることや、醫(yī)師のほとんどが男性で、看護士は女性ばかりなこと、病院內(nèi)の至る所に「紅包（心付け）禁止」の貼り紙があることだ?！钢袊扦悉黏丹àⅳ欷凶罡撙吾t(yī)療を受けることができる。とても資本主義的だ」と同醫(yī)師。中國の病院の正式な入院費用は決して高くない。だが北京の病院では、一流の醫(yī)師に執(zhí)刀を頼めば手術1回につき最低800ドル（約6萬5000円）の「心付け」が必要。大腿骨骨折の手術なら8000ドル（約65萬円）、大腿骨と脛骨の接続手術ならば2萬ドル（約162萬円）が相場だ。

この整形外科醫(yī)が驚いたのは、中國人の所得水準からすれば目の玉が飛び出るほど高額な「心付け」を患者たちが當然のように醫(yī)師に渡していることだ。多くの中國人が収入の半分を貯めて捻出（ねんしゅつ）するが、それでも足りなければ友人や會社から借金してでも渡す。さらに病院と製薬會社の癒著がひどく、醫(yī)師は不必要な投薬や検査、手術を患者に施している。その結果、貧しい患者は私財を売り払い、あちこちから借金をし、その子供たちは進學をあきらめることになる。

北京や上海、広州といった大都市には米企業(yè)が出資した私立病院が存在するが、そこではすべての醫(yī)療費が公開されている。整形外科醫(yī)が北京で知り合った醫(yī)師たちは口をそろえて「私立病院で働くよりも、ガッポリもうかる公立病院で働きたい」と話していたという。（翻訳?編集/本郷）