2012年4月11日、中國(guó)のインターネットで1枚の寫(xiě)真が注目を集めた。その寫(xiě)真は、12歳の少年が鎖で柱につながれているというものだった。新華ネットが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

この少年は11年前に人身売買(mǎi)で現(xiàn)在の福建省南安市に売られた。少年の養(yǎng)父母はすぐに離婚し、その後自分が売られた身だと知ると、少年は非行に走るようになった。

その非行がエスカレートしたため、家族は少年を鎖につないだという。少年は取材に対し、生みの親に會(huì)いたいと泣きながら訴え、そのために四川の方言を勉強(qiáng)していると話した。

少年の養(yǎng)母によると、結(jié)婚後數(shù)年間子供ができなかったため、2001年に少年の生みの親だと名乗る男女から1萬(wàn)8000元（約23萬(wàn)円）で少年を譲り受け、その際に少年の生みの親であり、四川省綿陽(yáng)市綿陽(yáng)村出身だという証明をもらった。

その後少年の養(yǎng)母は再婚し、子供ができたこともあり少年を養(yǎng)えなくなったという。そのため早く少年を生みの親の元へ返したいと話した。

少年の事情を知った福建省の現(xiàn)地警察は、少年のDNAサンプルを採(cǎi)取し、全力で少年の生みの親を探すと約束した。また、少年の出生地だという四川省綿陽(yáng)市の現(xiàn)地警察の協(xié)力も得られた。綿陽(yáng)市警察によると、綿陽(yáng)村という村は存在しておらず、両親と名乗る男女は偽者の可能性が高いという。

その後の調(diào)査で福建省警察は、生みの親と名乗り少年を売った女性を発見(jiàn)し、さらに調(diào)査を進(jìn)めるという。（翻訳?編集/內(nèi)山）