2018年5月29日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、米カリフォルニア州レディングの飛行訓(xùn)練學(xué)校の教官と助手がこのほど、中國(guó)人學(xué)生を誘拐し帰國(guó)させようとした疑いで警察に逮捕されたと報(bào)じた。

米CNNによると、IASCO飛行訓(xùn)練學(xué)校の48歳の教官と50歳の助手は24日夜、中國(guó)人學(xué)生のシー?ティエンシュウさんを「中國(guó)に帰國(guó)させる」などと脅し、翌早朝、シーさんの部屋を訪れて毆るなどし、空港行きを迫った。シーさんから連絡(luò)を受けた上海在住の兄が警察に通報(bào)し、警察官が空港でシーさんを救出したという。

ロサンゼルス?タイムズによると、21歳のシーさんは提攜プログラムを通じて同校で學(xué)んでいた。有効期間1年のM-1（職業(yè)訓(xùn)練學(xué)校生）ビザで、米國(guó)滯在7カ月目だったという。シーさんはメディアに対し「中國(guó)國(guó)內(nèi)の所屬大學(xué)からIASCOに訓(xùn)練費(fèi)7萬ドルが支払われている。だがこの2カ月間、訓(xùn)練を受けさせてもらえなかった」などと話しているという。

レディングの地元メディアによると、逮捕された助手は警察の取り調(diào)べで、シーさんを帰國(guó)させようとした理由について「英語力があまりにも低かった」などと話しているという。シーさんが25日早朝に隠れて録音した音聲には「英語を話してみろ。英語ができるのか？。できないならここに置いておくことはできない」などとする女性の聲が収められていた。シーさんはメディアに対し「日常會(huì)話はうまくできない。だが航空管制官とは英語で十分にコミュニケーションできる」と話しているという。

IASCOのホームページによると、中國(guó)の民間航空局は學(xué)生180人を同校に派遣し飛行訓(xùn)練プログラムを受講させていた。同校をめぐっては、シーさんと同様に複數(shù)の學(xué)生が「軽微な違反」を理由に帰國(guó)を迫られていたと伝えられているという。（翻訳?編集/柳川）