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30日、中國の自メディア?日本通は、日本人がケンカをしない理由について分析する記事を掲載した。資料寫真。
2018年5月30日、中國の自メディア(新興メディア)?日本通は、日本人がケンカをしない理由について分析する記事を掲載した。
記事はまず、「初めて日本を訪れた中國人は、ドラマの中の“日本鬼子(日本兵)”が叫ぶ『バカヤロウ』という言葉がまったく聞こえず、逆に最もよく聞く言葉が『すみません』であることに殘念さを感じる」と紹介?!溉毡兢情L年生活した中國人も、日本人が街中でケンカをしている様子はほとんど見ることがない」とした。
日本人がケンカをしない理由について、記事はいくつかの見方を紹介する。日本に比較的好意的は人からは「日本人の民度、教育レベルが高く、紳士淑女が多いから」という聲が、日本にあまり好意的な印象を持っていない人からは「日本には厳しい法律や條例があり、それに従っているだけ」といった聲が聞かれるとした。しかし、後者の見方について記事は「日本には警察の數(shù)が少なく、すべての管理を警察にさせていたら、人口が密集する日本は大変なことになる」と否定した。
その上で、「本當(dāng)の答え」として挙げたのが「世間」の存在。記事は「世間とは、社會よりもさらに具體的で、自身が所屬する社會集団を指す。たとえば職場、學(xué)校、近所、同郷、クラブなど。こうしたコミュニティの中で、日本人は自然と謙遜や禮儀を?qū)Wび、『空気を読む人』になっていく。日常生活で、日本人はみんなこの世間からはじき出されるのを恐れている。そのため、仮面をかぶっているのだ」と論じた。
そして、例として「失禮」という言葉が日本でよく用いられることを挙げ、「公共の場所で大聲で騒ぐのは“失禮”、聲を上げてケンカをするのは“失禮”、他人を不快にさせるのも“失禮”に當(dāng)たる」とし、不祥事を起こした企業(yè)などが公の場で謝罪するのも「“世間”に対して不必要に注目を集めさせ、不安を與えたことに対するもの」と説明した。
さらに、日本ではルールを外れた行為をする人には刺すような視線が送られると紹介?!溉毡救摔长欷郅嗓蓼扦巳摔文郡驓荬摔工毪瑜Δ摔胜盲坷碛伞工趣筏?、かつて日本に「村八分」と言われる制裁が存在したことに言及し、「寄り集まって生活をしていた當(dāng)時、コミュニティから外れることは死をも意味する」と解説した。
記事は最後に、「多くの日本人は內(nèi)心、中國人をうらやましく思っている」とし、その理由を「中國人は喜怒哀楽を表に出すことができ、大勢の人前でも堂々としていられるから」としている。そして、「日本には『旅の恥はかき捨て』という言葉がある通り、一度この“世間”の束縛から脫すると、とんでもないことをしでかす」とも論じている。(翻訳?編集/北田)
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