2018年5月30日、中國(guó)メディア?澎湃新聞によると、米ホワイトハウスは29日、総額500億ドル（約5兆4200億円）に上る中國(guó)からの輸入品に対して25％の関稅を課すほか、中國(guó)から米國(guó)のハイテク業(yè)界への投資を規(guī)制する聲明を発表した。

関稅対象の具體的な品目リストは6月15日までに公開し、その後間もなく発効させるという。米中はつい先日通商問題に関して協(xié)議を行い、両國(guó)間の貿(mào)易戦爭(zhēng)を回避する內(nèi)容の合意を結(jié)んだばかりだった。

米國(guó)が突然態(tài)度を一転させたことに対し、中國(guó)商務(wù)部の報(bào)道官は29日深夜、「ホワイトハウスの戦略的な聲明は予想を裏切るものでもあり、想定の範(fàn)囲內(nèi)でもある。少し前に米中がワシントンで達(dá)した合意に反することは明らかだ。米國(guó)がどのような方針を打ち出しても中國(guó)は國(guó)民の利益と國(guó)家利益を守る自信と能力、経験を持ち合わせている。中國(guó)側(cè)は米國(guó)に共同聲明の精神に従って歩み寄るよう求める」とする聲明を発表した。

これについて、記事は以下のように分析している。

1．「戦略的な聲明」だとしている點(diǎn)が注目される。ホワイトハウスの聲明は中國(guó)に対して圧力をかけることが目的だと中國(guó)政府が見抜いていることを示している。

2．「予想を裏切るものでもあり、想定の範(fàn)囲內(nèi)でもある」としているのは、米國(guó)の出方はあらかじめ十分把握できているという意味を表している。

3．「少し前に米中がワシントンで達(dá)した合意に反することは明らかだ」としている點(diǎn)は、合意を得たのだから、言行を一致させなければならない、さもなければ信用を失うと指摘している。

4．「自信、能力、経験を持ち合わせている」では、とりわけ「経験」の部分が言外の意味を含んでいる。米國(guó)に対して「経験がある」としているのは意味深長(zhǎng)に聞こえる。

5．「中國(guó)側(cè)は米國(guó)に共同聲明の精神に従って歩み寄るよう求める」の部分は、米國(guó)に対して感情的になれば大事を失すると指摘し、理性的になるよう求めている。

中國(guó)のネットユーザーからは「強(qiáng)烈な返しだ」「支持する」「貿(mào)易戦爭(zhēng)が現(xiàn)実になっても中國(guó)人はまったく恐れない」「米國(guó)は口先だけで信頼のかけらもない…」「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の言葉はまったく信じられなくなった」「こういうことは今回が初めてではない」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/岡田）