2018年5月30日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は「中國(guó)人が見(jiàn)たら怒り心頭の日本のライトノベルが、なんと中國(guó)に上陸していた」とする記事を掲載した。

記事が取り上げたのは日本のライトノベル「二度目の人生を異世界で」だ。

記事はまず、剣客である主人公の設(shè)定が「15歳で中國(guó)大陸へ渡り黒社會(huì)で活動(dòng)。5年後に日本の『世界戦爭(zhēng)』に従軍し、4年間の従軍期間中に3000人以上を殺害。94歳で亡くなった後に異世界で二度目の人生を送り、『人生の勝ち組』となり美女にちやほやされる」というものだと紹介した。

その上で「この小説が2014年に連載された時(shí)點(diǎn)で主人公の年齢が94歳という設(shè)定なら、1920年生まれということになる。15歳で中國(guó)大陸へ渡ったのが1935年のことで、5年後に従軍した『世界戦爭(zhēng)』とは1940年の第二次大戦だ。4年間に3000人以上の殺害とは、日本軍が中國(guó)を侵略した時(shí)期に成し遂げられたことになる」と指摘した。

記事は、「さらに衝撃的なこと」として、「中國(guó)人が見(jiàn)たら怒り心頭のこの日本のライトノベルを、中國(guó)國(guó)內(nèi)の某サイトが読めるようにしていた。その上、日本では、今年10月にテレビアニメ化されるという」と伝えた。

記事は「この話題はすでに中國(guó)のネット上をざわつかせている」とし、「中國(guó)のネットユーザーの絶対多數(shù)が、このライトノベルは正常な人類の我慢の限界を完全に越えたものであり、発禁になることを支持している。一方で、『創(chuàng)作の自由』を主張し、このライトノベルが南京大虐殺を反映させたものだとする人たちは、大げさに騒ぎ立てるいわゆる『憤青（民族主義、愛(ài)國(guó)主義的傾向を強(qiáng)く持つ若者）』どもだと指摘する聲も一部にある」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）