2018年5月29日、韓國(guó)メディア?朝鮮ビズは、今年第1四半期（1－3月）のプレミアムテレビの販売シェアについて、サムスン電子が43％で1位を奪還したと報(bào)じた。前四半期である昨年の第4四半期と比べ4倍以上増加した。記事は「市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社IHSマークイットの調(diào)査方法が今年になってから変更されたことがサムスン電子により有利に作用したようだ」と伝えている。

IHSによると、2位はソニーで25．8％、3位はLG電子で20．9％だった。記事は「前四半期にはソニー（41．8％）とLG電子（34．6％）がそれぞれ1、2位を占めていたことを考えると、プレミアムテレビの勢(shì)力図が大きく変化したと言える」と指摘?！竿ǔ?、閑散期とされる第1四半期にこのような急激なシェアの変化が見(jiàn)られるのは極めて異例」としている。

この現(xiàn)象についてIHSは、「テレビの市場(chǎng)調(diào)査方法が今年の第1四半期から変わったため」と説明しているという。記事は「特に、同じ液晶テレビであることからこれまでLCD テレビとひとくくりにされていたQLEDテレビ（サムスン電子の量子ドット液晶テレビ）を切り離して単獨(dú)で集計(jì)したことが大きな影響を與えたのだろう」と伝えている。

IHSは市場(chǎng)調(diào)査の方法を変えた理由について、「顧客により良いサービスを提供するため」とし、「今回の改善によって、より正確に地域ごとのブランド販売シェアや平均販売価格（ASP）を示せるようになり、地域ごとのニーズ分析が可能になった」と説明した。

しかし記事によると、業(yè)界內(nèi)では、市場(chǎng)調(diào)査の結(jié)果をめぐって昨年の下半期に起こったIHSとサムスン電子の衝突が調(diào)査方法に影響を與えたと見(jiàn)る向きが多い。

IHSの資料によると、17年のプレミアムテレビ市場(chǎng)におけるサムスン電子のシェア率は18．5％で、ソニー（36．9％）、LG電子（33．2％）に続く3位にとどまった。これに対してサムスン電子が、この資料の信頼性について問(wèn)題提起した。その主張內(nèi)容は、「サムスン電子のQLEDテレビがプレミアム製品であるにもかかわらず、IHSの集計(jì)では低価格帯の製品群に含まれていたため、プレミアムテレビ市場(chǎng)でのシェア率が低くなった」というものだった。

しかしIHSは、緻密な加重値モデルを用いた自社の調(diào)査方法がむしろより正確に実際の市場(chǎng)を反映しているとして、サムスン電子の主張を突っぱねたという。このためサムスンはIHSとの契約を解除するなど強(qiáng)硬な措置を講じた。

記事は、ディスプレー業(yè)界関係者の「今年になってサムスン側(cè)の通告で終了した両社の契約が協(xié)議を経て再開(kāi)されるまでの過(guò)程で、市場(chǎng)調(diào)査方法が変わったはず」「ただ、その影響でLG電子やソニーなど競(jìng)爭(zhēng)會(huì)社のシェアが急落したことから、今後論爭(zhēng)が起こるかもしれない」という見(jiàn)解を紹介している。

この報(bào)道について韓國(guó)のネットユーザーからは、「サムスン電子のマーケティングのやり方はなんだか怖いなあ」「QLEDテレビって、OLED（有機(jī)EL）テレビじゃなくてLCD（液晶）テレビだったの？詐欺に遭った気分」「サムスンのQLEDはLCDだと教えてくれる記事だったな」と、製品名をOLEDに似せたサムスンを批判する意見(jiàn)が見(jiàn)られた。

また、「あの高いQLEDテレビを低価格製品に含めてたなんて」と、これまでの調(diào)査方法を疑問(wèn)視する聲や、「ここでQLEDが詐欺、OLEDがダサいと言い爭(zhēng)う必要はない。販売量が判斷してくれるだろう」「ソニーが1位だったのは、サムスンとLGが見(jiàn)向きもしなかった市場(chǎng)に目をつけて製品を投入したから」といった冷靜な見(jiàn)方も。その他、「ソニーのディスプレーはLG製」「ソニーとLGは合算するべきなのでは？」と、ソニーがLG製のディスプレーを採(cǎi)用していることを指摘する書(shū)込みも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/半田）