2012年4月17日、新華ネットの報(bào)道によると、中國(guó)稅関総署はこのほど「2012年第15號(hào)公告」を発表し、一部輸入製品の課稅価格および稅率を調(diào)整した。化粧品の課稅価格を一部切り上げ、一部の電子機(jī)器?撮影機(jī)器の稅率および課稅価格を切り下げた。ノートパソコンの課稅価格は、1臺(tái)當(dāng)たり1000元（約1萬(wàn)3000円）から、80％減の200元（約2600円）に切り下げた。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

2007年に改訂された稅率と比較して、今回の新規(guī)定の調(diào)整は一部製品にとどまった。うち化粧品の稅率は依然として50％、食品および飲料も10％のままとなった。稅率が下がったのは、革製品、撮影機(jī)器、コンピュータおよび周辺機(jī)器で、それぞれ10?20％減となった。

また稅関當(dāng)局は、一部輸入製品の課稅価格を調(diào)整し、新規(guī)定において、大半の高級(jí)健康食品および化粧品の課稅価格を大幅に切り上げた。ツバメの巣の課稅価格は、1000g當(dāng)たり1萬(wàn)5000元（約19萬(wàn)5000円）から3萬(wàn)元（約39萬(wàn)円）に、冬蟲(chóng)夏草は1000g當(dāng)たり5萬(wàn)元（約65萬(wàn)円）から10萬(wàn)元（約130萬(wàn)円）に切り上げた。香水等の化粧品の課稅価格も大幅に切り上げ、香水は1本當(dāng)たり100元（約1300円）から300元（約3900円）に、美容液の課稅価格は150元（約1950円）から300元（約3900円）に、アイクリームは100元（約1300円）から200元（約2600円）に切り上げた。

課稅価格とは、稅関が関連規(guī)定に基づき、輸出入製品に対して審査を行い確定した見(jiàn)積価格で、 稅関の課稅の根拠となる。例えば粉ミルクの場(chǎng)合、異なるブランドにより価格が異なっているが、管理の利便性を高めるため、同類(lèi)製品に合理的な中間価格を設(shè)定し、課稅の根拠としている。

さらに中國(guó)稅関総署は、「市場(chǎng)の変化に基づき、一部製品の課稅価格を適度に調(diào)整した。中國(guó)入國(guó)者の荷物、個(gè)人の郵送物品に対する免稅政策の調(diào)整はせず、中國(guó)入國(guó)者の免稅対象となる個(gè)人用物品の価値は、依然として5000元（約6萬(wàn)5000円）までとする。個(gè)人の中國(guó)への郵送物品に対する免稅減額も、調(diào)整しなかった」と発表した。

このほか、キーボード搭載のノートパソコンには、統(tǒng)一的に5000元（約6萬(wàn)5000円）の課稅価格が設(shè)定され、20％の稅率に基づき課稅すると、1000元（約1萬(wàn)3000円）支払う必要があった?，F(xiàn)在の同種製品の課稅価格は2000元（約2萬(wàn)6000円）に、稅率も10％に切り下げられた。1臺(tái)のノートパソコンにかかる稅金は、800元減（80％減）の200元（約2600円）となった。キーボード搭載の攜帯電話の稅率は10％と不変であったが、課稅価格は一律1500元（約1萬(wàn)9500円）から1000元（約1萬(wàn)3000円）に切り下げられた。（編集/內(nèi)山）