2018年5月31日、中國メディアの海外網(wǎng)は、國賓として訪日中のベトナムのチャン?ダイ?クアン國家主席に同行しているファム?ビン?ミン副首相兼外相が30日、河野太郎外相と會談したことについて「南シナ海問題で日本とベトナムがまた気脈を通じた」と報じた。

記事は「両大臣は會談で、南シナ海問題を含む共通の関心事と地域?國際場裡における?yún)f(xié)力について意見交換を行い、國連やアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）、東南アジア諸國連合（ASEAN）などの多國間の枠組みの下で緊密に連攜していくことで一致した」と報じた。

その上で「日本とベトナムは常に歩調(diào)を合わせ、南シナ海問題について何度も意見交換を行っている」と指摘。チャン?ダイ?クアン國家主席が初訪日を前に、中國と領(lǐng)有権を爭う南シナ海問題について「日本が積極的な役割を果たすことを支持する」「日本とベトナムは、南シナ海の航行の自由の保障、紛爭の平和的解決の重要性について考えを一つにしている」などと述べたことを伝えた。

さらに、小野寺五典防衛(wèi)相が今年4月、訪日したベトナムのゴ?スアン?リック國防相と會談したことを紹介?！竵I大臣は、南シナ海情勢に関して、関係國が自制を保ち、國連海洋法條約を含む國際法に基づいた紛爭の平和的解決、実効的な南シナ海における行動規(guī)範(fàn)（COC）の早期妥結(jié)の重要性について一致した」と伝えた。

その上で、広西社會科學(xué)院東南アジア研究所の楊超（ヤン?チャオ）副研究員の話として「日本はベトナムに巡視船を供與し、ベトナムは日本に港灣を開放した。両國が防衛(wèi)協(xié)力を強(qiáng)化する主な目的は、南シナ海で中國に対抗するためであり、日本はベトナムを利用して中國をけん制しようとしている」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）