2018年6月1日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、韓國?高麗大學(xué)の學(xué)生が李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)の名がついた施設(shè)の使用拒否と改名を要求したと韓國メディアが報(bào)じたことを伝えた。

記事は韓國英字紙コリアタイムス電子版5月31日付の報(bào)道を引用。高麗大學(xué)商學(xué)部の學(xué)生が、李元大統(tǒng)領(lǐng)の名前がついた休憩室の使用を拒否しているとした。

李元大統(tǒng)領(lǐng)は1960年代に同大學(xué)商學(xué)部を卒業(yè)。ソウル市長だった2003年、同大學(xué)が100席ほどの休憩室に李氏の名前を付けた。しかし李氏が収賄や職権亂用などで今年4月に起訴されると同大學(xué)の學(xué)生たちはSNS上で、休憩室の名前を変えるよう學(xué)校側(cè)に要求。學(xué)生たちからは「今の名稱を殘し続けるのは學(xué)校の恥」「名前が変われば、誇りをもってこの休憩室を使えるようになる」との聲が出ているという。

一方で同大學(xué)側(cè)は改名の予定がないことを表明。広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は「李氏は本學(xué)に巨額の援助を提供してくれた。だからこそ休憩室に李氏の名前を付けた?，F(xiàn)在、改名する計(jì)畫はない」と語っている。

記事によると、韓國では著名な政治家や成功した実業(yè)家の名を建物や施設(shè)に用いることが多く、その政治家や実業(yè)家にスキャンダルが生じた際には、すぐに學(xué)校側(cè)が名稱の見直しに乗り出すという。記事はその事例として、樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)が創(chuàng)設(shè)し、その後樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)が管理していた嶺南大學(xué)は、昨年に樸槿恵氏が弾劾されるとキャンパス內(nèi)にあったすべての「樸正煕」「樸槿恵」の文字を取り去ったことを挙げた。（翻訳?編集/川尻）