2018年6月1日、ロイターによると、中國シェアサイクル企業(yè)モバイク（摩拜）が潛在的な需要を見込み、今年メキシコシティへ進(jìn)出したものの、シェア自転車の相次ぐ盜難に悩まされているという。

記事によると、盜難があまりにも深刻なため、すでに數(shù)十人のユーザーがSNSで「使える自転車が見つからない」と投稿。多くのユーザーが現(xiàn)地の競(jìng)合他社への切り替えを検討しているという。

この問題に対して、モバイク側(cè)は「現(xiàn)地の自転車不足には、相次ぐ盜難と需要の増加の2つの原因がある」と回答したといい、記事は「モバイクはメキシコシティの小さな地區(qū)に500臺(tái)しか設(shè)置しておらず、設(shè)置範(fàn)囲のさらなる拡大にはメキシコシティ政府の許可が必要」と説明している。

モバイクのメキシコシティ統(tǒng)括マネージャー、ラネー?オジェダ氏は、「モバイクはすでに現(xiàn)地警察と協(xié)力して盜難車の捜索に取り組んでいる。モバイクが2月にメキシコシティに進(jìn)出して以來、ユーザー數(shù)は毎週70％の急増を続けている」と話しているという。

しかし、メキシコシティではまだ激しい競(jìng)爭が存在しているという?，F(xiàn)地企業(yè)ブイバイクは2000臺(tái)以上の自転車を運(yùn)営し、政府が運(yùn)営するエコビシーは6500臺(tái)の自転車を運(yùn)営し26萬人のユーザーを獲得している。記事は「私はここで働いているのでモバイクでも良いのだが、最近エコビシーに乗り換えたよ。安いからではなく、常に使える自転車があるからね」というユーザーのコメントを紹介した。

記事によると、ロイターの記者はメキシコシティの北側(cè)にあるタピト地區(qū)においてモバイクが所有する自転車約60臺(tái)を発見した。タピト地區(qū)は治安が非常に悪く、麻薬取引で有名な場(chǎng)所だという。

記事は、オジェダ氏のコメントを引用し、「自転車で通勤し、タピト地區(qū)に泊めるユーザーが多くいるが、モバイクの運(yùn)営範(fàn)囲ではない」と説明。記者が複數(shù)の時(shí)間帯にモバイクの運(yùn)用システムを確認(rèn)した結(jié)果、タピト地區(qū)に放置された自転車はその地區(qū)を出ていないことが分かった。さらに、ある現(xiàn)地住民は「自転車を盜んだ人がそれを使って麻薬を運(yùn)んでいる」と証言し、この証言は他の2人の住民にも証明されているそうだ。その件についてモバイク側(cè)はまだ回答を出していないという。（翻訳?編集/山口）