2012年4月18日、ロイターによると、中國では食糧消費の増大に伴い、國內(nèi)の食糧生産量だけでは供給が追い付かず、輸入や海外での農(nóng)地開拓に頼らざるを得なくなっている。21日付で環(huán)球時報が伝えた。

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世界最大の米生産國であるにもかかわらず、中國は農(nóng)業(yè)に関しては必ずしも優(yōu)位性を有しているわけではない。國民1人當たりの耕地の広さは世界平均の40％にすぎず、水資源に至っては同4分の1しかない。

中國の食糧生産量は8年間連続して増産を記録しているものの、都市化や工業(yè)化の進展に伴う食糧消費量の著しい増加ペースには追い付いていない。中國國務(wù)院研究室農(nóng)村司の責任者は「一部の地域では農(nóng)民が農(nóng)業(yè)を放棄し、都會へ働きに出ている」と現(xiàn)狀を説明する。中國は11年、初めてとうもろこし、米、小麥の純輸入國になった。

こうした狀況に対し、中國社會科學院農(nóng)村発展研究所の関係者は「中國は基本的には食糧の自給自足を保っているが、國際市場を十分に活用し、輸入や海外進出による農(nóng)産物生産によって食糧の安定した供給を確保すべきだ」と語った。

中國社會科學院の統(tǒng)計によると、中國の11年の農(nóng)業(yè)貿(mào)易赤字額は前年比約50％増加し、341億2000萬ドル（約2兆7800億円）に達した。12年も赤字幅は拡大する見込みで、約400億ドル（約3兆2600億円）に達すると見られている。

國務(wù)院発展研究センター農(nóng)村経済研究部の関係者は「土壌の退化や水資源の欠乏など不利な條件によって、農(nóng)産物の安定供給が難しくなってきている」と語り、「大豆、綿花、砂糖、食用油などは長期にわたる輸入が必要になる」と指摘した。

一方、アジアやアフリカの一部の國は未開拓の土地を大量に所有しており、中國企業(yè)がこうした土地を?qū)澫螭耸臣Z生産のために投資している。これまでに海外へ進出して農(nóng)産物生産を行っている中國企業(yè)は約40社、30數(shù)カ國に及んでおり、投資総額は24億3000萬ドル（約1980億円）に達している。（翻訳?編集/HA）