2019年3月18日、人民日?qǐng)?bào)海外版は、1人當(dāng)たり國(guó)民総所得が3萬(wàn)ドル（GNI）を超えながらも、閉塞感が漂っている韓國(guó)社會(huì)に関する評(píng)論記事を掲載した。

韓國(guó)統(tǒng)計(jì)庁のデータによると、昨年の韓國(guó)の1人當(dāng)たり國(guó)民総所得は3萬(wàn)1349ドル（約350萬(wàn)円）で初めて3萬(wàn)ドルの大臺(tái)を突破し、米國(guó)、ドイツ、フランス、英國(guó)、日本、イタリアの6カ國(guó)に続く「人口5000萬(wàn)人以上でGNI3萬(wàn)ドル突破國(guó)」になったと紹介した。

一方で「韓國(guó)國(guó)民のモチベーションは高まっていないように見(jiàn)える」と指摘。その背景として、先進(jìn)國(guó)に比べて環(huán)境、就職、社會(huì)資源の分配といった生活の質(zhì)が低いこと、日常生活におけるストレスが非常に大きいことから、高い國(guó)民総所得で得られるはずの幸福感が希薄になっている點(diǎn)を挙げている。

そして、具體的な事象として、先進(jìn)國(guó)に比べて労働時(shí)間が2割ほど長(zhǎng)い一方で、國(guó)の社會(huì)福祉支出が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）に占める割合が先進(jìn)國(guó)より少ないこと、経済成長(zhǎng)が持つ雇用創(chuàng)出力が低いうえ、収入の伸びも鈍く家計(jì)を圧迫していること、賃金労働者の約3分の1を占める非正規(guī)雇用の賃金が正規(guī)雇用者の半分程度であること、高學(xué)歴者をはじめとする20代の失業(yè)率が全體の平均失業(yè)率を大きく上回っていることをなど列挙した。

そのうえで記事は「未來(lái)に憧れを抱かず、低欲望社會(huì)に入ると同時(shí)に出生率の急落、少子高齢化が急速に進(jìn)んでおり、韓國(guó)社會(huì)の前途は予斷を許さない狀況だ」としている。（翻訳?編集/川尻）