2018年6月4日、華字紙?日本新華僑報は、豊洲市場（東京都江東區(qū)）の観光拠點(diǎn)「千客萬來施設(shè)」事業(yè)にホテルやゴルフ場などを運(yùn)営するシーエイチアイ（CHI）グループが意欲を示していると報じた。

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記事は冒頭、「小池百合子都知事は就任から築地市場移転問題に精力的に取り組んできた」などと述べ、豊洲の「千客萬來施設(shè)」をめぐって運(yùn)営予定の事業(yè)者との間に不協(xié)和音が生じたことを説明。その上で、CHIを率いる華人企業(yè)家の露崎強(qiáng)氏が同プロジェクト引き受けに向けて、都が期待する以上の成果を出すことに自信を持っていると伝えた。

設(shè)立30年になるCHIグループの固定資産は1000億円以上、従業(yè)員數(shù)も1000人を超えている。事業(yè)は旅行、ホテル、不動産などに及び、傘下に持つホテルはラディソンホテル成田、東京ベイプラザホテル、富士山ガーデンホテル、ホテルマリンワールド、ホテルセキア、神戸ホテルフルーツフラワーなど14軒、ゴルフ場は3カ所を數(shù)える。このほか、露崎氏は東京日本橋外語學(xué)院など日本語學(xué)校3校を創(chuàng)設(shè)。バス會社、旅行社、新聞社などの関連企業(yè)も有し、年間売上高は100億円を超えるとのことだ。

記事は露崎氏が日本メディアに「在日華人一の富豪」と紹介されたことがあるというエピソードにも言及し、約200萬人が見込まれている年間來場者數(shù)について、「現(xiàn)在、CHIグループが東京に送り込む外國人観光客は1日平均1萬人以上。グループは世界各國の大手旅行會社と協(xié)力関係にあり、傘下のバス會社4社が観光客を無料で『千客萬來施設(shè)』に送り屆けることが可能。水上タクシーの開発も進(jìn)めており、毎年300萬人以上を同施設(shè)に誘致できる」と指摘した。

記事によると、CHIの同プロジェクトへの參畫が認(rèn)められれば華人経営の企業(yè)が日本の國際的観光事業(yè)を引き受ける初のケースになるという。

先日、豊洲のにぎわい施設(shè)の著工が五輪後に延期されるとの報道に接した露崎氏は、「開発予定事業(yè)者が計畫している『にぎわい』施設(shè)は3階建ての平屋形式のものであり、CHIなら五輪に十分に間に合うように建設(shè)可能です。地元江東區(qū)もこれまで迅速な整備を求めてきました。私はこのプロジェクトを通して『復(fù)興五輪』を後押ししたい。日中の友好関係を強(qiáng)化し、民間の往來をより活発にできればと思う」と話している。（翻訳?編集/野谷）