2012年4月23日、在フィリピン中國大使館の張華（ジャン?ホア）報(bào)道官は、スカボロー礁（中國名：黃巖島）海域でフィリピン側(cè)とにらみ合いを続けていた漁業(yè)監(jiān)視船「中國漁政310」と海洋監(jiān)視船「中國海監(jiān)84」が22日午後に同海域を離れたと表明した。中國新聞社が伝えた。

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同日、記者団に送信した電子メールで明かした。張報(bào)道官は「これで同海域にとどまっているのは海洋監(jiān)視船1隻だけになった」とし、「中國側(cè)は友好的な話し合いでこの問題を解決したいと願っている。2隻の監(jiān)視船の撤退は、一部で言われているような『事態(tài)を大きくする』といった考えなどなく、事態(tài)の緩和に努めていることを証明するものだ」と強(qiáng)調(diào)した。

これに対し、フィリピン外務(wù)省は同日、「同海域では中國の監(jiān)視船4隻とフィリピン沿岸警備艇1隻がにらみ合いをしている」、ロザリオ外相は「フィリピン側(cè)は警備艇を撤退させるつもりはない」との談話を発表している。

「中國漁政310」は中國最新鋭の漁業(yè)監(jiān)視船で18日に広州から南シナ海に向けて出発、20日正午（現(xiàn)地時(shí)間）ごろ、スカボロー礁海域に到著していた。（翻訳?編集/NN）