2012年3月初旬、重慶市豊都県都督郷で、ほぼ完全に原型を留める珍しいパンダの頭蓋骨が発見された。一帯では100年ほど前から“人熊”と呼ばれる謎の動(dòng)物にまつわる伝説があった。チャイナフォトプレスの報(bào)道。

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このほど地元民が羊の放牧中、深さおよそ20mの洞穴で、比較的大きな動(dòng)物の骨を多數(shù)発見した。人のものとよく似た大腿骨?脊椎?肋骨のほか、人のものよりやや大きい頭蓋骨や長い牙など。発見者(39歳)によると、彼はよく祖母から“人熊”という伝説の動(dòng)物について聞かされていた。その動(dòng)物は笹のみを食べ、毛は白黒の2色で、立ち上がると人ほどの身長。山菜採りやたきぎ獲りをしに山に入った人が時(shí)折、見かけていたという。

21日、中國科學(xué)院古脊椎動(dòng)物?古人類所の黃萬波（ホアン?ワンボー）研究員などの専門家が都督郷を訪れ、この骨について調(diào)べた結(jié)果、やはりパンダのものであることがわかった。パンダの頭蓋骨が損傷なく完全な形で発見されるのはとても珍しく、通常は周囲の石などと結(jié)合して化石化することが多い。今後の鑑定によって、この一帯におけるパンダの定住狀況が判明してくれば、パンダの起源すら塗り替えかねない大発見になるという。(翻訳?編集/愛玉)