なぜこんな所に日本の薬が?店主に聞いてみると…―中國

Record China    2018年6月6日(水) 6時(shí)50分

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4日、臺州晩報(bào)によると、中國のある化粧品店が日本の醫(yī)薬品製を多數(shù)販売し摘発された。寫真は日本のドラッグストア。

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2018年6月4日、臺州晩報(bào)によると、中國のある化粧品店が日本の醫(yī)薬品製を多數(shù)販売し摘発された。

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「太田胃散」、「イブA錠」、便秘治療薬や小児用せき止めシロップなどの日本の醫(yī)薬品は中國のネット上で人気の商品だが、浙江省玉環(huán)市で先日、違法に販売している化粧店が確認(rèn)された。

記事によると、同市市場管理局の職員が巡回中、店の商品棚に日本製の目薬が陳列されているのを発見。パッケージには日本語で「第二類醫(yī)薬品」と表示されていた。他にもネットで人気の海外の醫(yī)薬品140點(diǎn)余りが見つかった。店主の話によると、去年7月に日本に旅行に行った際、醫(yī)薬品を持ち帰って國內(nèi)で転売すれば利益を得られると考え購入。自分の店で販売したという。

中國の法律では、薬品を輸入するに當(dāng)たって、薬品管理部門の審査を受ける必要があり、許可を得ずに輸入した物はすべて偽物として処分される。偽の醫(yī)薬品の製造、販売に関與した者は、3年以下の懲役から死刑までの処罰を受けることになる。本件はすでに公安當(dāng)局が引き継いでいるという。

その他、玉環(huán)市市場監(jiān)理局が摘発した事件では、個(gè)人輸入や代理購入ではなく、國內(nèi)で購入したものが売られたケースもあった。それらの店で販売される外國製の醫(yī)薬品の中には、かなりの副作用が起きる可能性のある処方薬も含まれているそうだ。

記事は具體的に、ある抗生剤を紹介。その商品の取扱説明書には、「副作用として腎臓の病気や聴力低下などの癥狀が起きる可能性がある」と明記されており、注意事項(xiàng)では「耐性菌の発生を防ぐために、原則としてアレルギーの有無を確認(rèn)した上で、最小限の治療期間での投與にとどめてください」などと表示されていると説明している。

また、「ネットで1才児も使用可能と宣伝されている風(fēng)邪薬は、9種類の成分を含んでおり、そのうちコデイン類、エフェドリン類やカフェイン類は中國で厳しく規(guī)制されている」と指摘。さらに取扱説明書には、「2才未満の幼児は醫(yī)師の診斷を受けてから、やむを得ない場合のみ使用してください。12才未満の場合は先に醫(yī)師の診斷を受けてください」などの記載があると説明している。

調(diào)査によると、醫(yī)薬品を不法に販売していた業(yè)者は、薬品または醫(yī)療事業(yè)の従事経験はなく、日本語が読める者もほとんどいないという。彼らは販売する際にネットの広告をそのまま引用するだけで、製品の用法、用量、注意事項(xiàng)や副作用については一切觸れないそうだ。

記事によると、玉環(huán)市人民醫(yī)院には輸入薬品の不當(dāng)使用により體調(diào)不良を訴える患者が毎年來ているという。その中にはワルファリン成分が含まれる薬の服用により尿道出血が起き、命の危険に及んだ患者もいたそうだ。玉環(huán)市市場監(jiān)理局は、輸入薬品は必ず正規(guī)販売者から購入し、醫(yī)師の指導(dǎo)のもとで使用するよう市民に呼び掛けているという。(翻訳?編集/山口)

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