2018年6月4日、韓國(guó)?KBSによると、大韓航空の乗務(wù)員らが飛行中に提供される食事への不満を訴えた。

記事は、大韓航空の乗務(wù)員らが最近、國(guó)會(huì)國(guó)土交通委員會(huì)所屬のイ?ハクジェ委員室に提出した寫(xiě)真を6枚紹介している。最初の寫(xiě)真には4月末に同社の中國(guó)?大連行きの航空機(jī)で、機(jī)長(zhǎng)や副機(jī)長(zhǎng)を含む全乗務(wù)員に提供された食事が寫(xiě)っている。內(nèi)容はプルコギバーガー1個(gè)とセウカン（韓國(guó)版かっぱえびせん）1袋。これについて、記事は「バーガーの中身はスカスカで、肉も生焼け狀態(tài)。安いコンビニ弁當(dāng)よりも質(zhì)が悪い」と説明し、「これは飛行運(yùn)用規(guī)範(fàn)に違反する」と指摘している。

記事によると、飛行運(yùn)用規(guī)範(fàn)は飛行中の乗務(wù)員に対し、安全と食中毒の可能性を考慮してそれぞれ違うメニューの食事を取ること、會(huì)社が機(jī)內(nèi)食として認(rèn)可したもの以外は取らないこと、機(jī)內(nèi)食でも変質(zhì)している、または変質(zhì)する可能性のあるものは取らないことなどを義務(wù)付けている。これに関し、大韓航空は「寫(xiě)真の食事は乗客に提供されたもののようだ」とし、「もし乗務(wù)員らに提供されたのなら、まずはその経緯を確認(rèn)しなければならない。そのため、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では規(guī)範(fàn)違反の有無(wú)は確認(rèn)できない」と述べたという。

2枚目以降の寫(xiě)真にはそれぞれ別の日の食事が寫(xiě)っており、內(nèi)容はご飯、漬物、のり、スープ、果物など。記事は「相変わらずお粗末な食事」とし、「寫(xiě)真の食事の共通點(diǎn)は、全て大韓航空の済州路線の客室乗務(wù)員に提供されたものであること」と説明している。食事は全て「済州KALホテル」から納品されたものというが、同ホテルは14年12月にいわゆる「ナッツリターン事件」を起こしたチョ?ヒョナ元大韓航空副社長(zhǎng)が、今年の4月から社長(zhǎng)として一時(shí)復(fù)帰していた。

記事は「ホテルで作られた食事とは思えないほどレベルが低い」と主張。さらに同食事の価格は約1萬(wàn)5000ウォン（約1500円）だそうで、乗務(wù)員らからは「內(nèi)部取引を通じて（大韓航空もKALホテルも韓進(jìn)グループの系列社）、不正に數(shù)千ウォンの価値もない食事の納品を受けたのではないか」との疑惑が出ているという。

この疑惑をめぐり、イ?ハクジェ委員室は大韓航空に契約期間や納品単価などの資料の提出を求めたが、「他社との取引契約に関する資料は提供できない」との回答を受けたという。イ委員は「ナッツリターン事件以降、大韓航空が國(guó)土交通部の公務(wù)員らに座席のアップグレードなどのサービスを提供していた事実が明らかとなり問(wèn)題となったが、それにも関わらず國(guó)土交通部が介入に消極的なのは、監(jiān)督機(jī)関としての権限を放棄したことと同じ」と指摘した。

同部は18日、「ナッツリターン」をめぐり、チョ?ヒョナ元副社長(zhǎng)に行政処分を出していた。150萬(wàn)ウォン（約15萬(wàn)円）の過(guò)料を決定するのに3年6カ月を要したとのこと。

寫(xiě)真を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからも「北朝鮮の食堂？」「ハンバーガーの上に雑巾が乗っているのかと思った」「食事にスナック菓子？」など驚きの聲が上がっている。

また大韓航空に対し「することが度を越えている」「職員たちがパワハラ抗議デモをしているから、その仕返しなのだろう」「大企業(yè)が職員にそんな待遇を？深刻だ。高いチケット代はどこへ？」などと批判する聲も。

その他「積極的に解決しようとしない國(guó)土交通部が問(wèn)題」「國(guó)土交通部に処罰を！」と主張する聲や、「國(guó)民が利用しないこと。それしか解決策はない」「まだ大韓航空に乗っているの？。消費(fèi)者が変わらなければ、大韓航空は絶対に変わらない」と不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)を呼び掛ける聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）