2012年4月28日、快楽老人邦電子版は記事「外國(guó)人は配給券なしでお買い物」を掲載した。文化大革命直後の中國(guó)について振り返ったものだが、作者は先日はマイクロブログで「もうもどりたくない、あのデタラメな時(shí)代が北朝鮮では今も続いている」とつぶやき、30年前の中國(guó)と今の北朝鮮とを重ね合わせている。

【その他の寫真】

1972年初頭のこと。米中関係の緩和に伴い、中國(guó)に滯在する外國(guó)人の數(shù)は激増した。未だに「階級(jí)闘爭(zhēng)を堅(jiān)持せよ」との観念が強(qiáng)い時(shí)代だ。外國(guó)人と接觸する際どのように振る舞うか、職場(chǎng)や居民委員會(huì)では事細(xì)かな規(guī)定が作られ、全員が暗記させられた。

私は農(nóng)村に住んでいたが、親戚に會(huì)うため都市を訪れた。その私も外國(guó)人対応の學(xué)習(xí)會(huì)に參加させられ、外國(guó)人対応規(guī)則の暗記を強(qiáng)要された。規(guī)則の一つにデパートでの買い物というものがある。外國(guó)人は配給券なしで買い物ができる。外國(guó)人がいる場(chǎng)合に限り、中國(guó)人もまた配給券なしでの買い物が許された。ただし外國(guó)人がいなくなった後、全部返品しなければならないのだが。デパートのにぎわいを演出するための規(guī)則だ。

他にも「文化大革命は必要なもの」「知識(shí)人を農(nóng)村に送る下放は大変なメリットがあり、鍛えられる」「十分な額の収入を得ている」など、外國(guó)人との想定問(wèn)答集も暗記させられた。中國(guó)の國(guó)力を悟られないよう、収入については具體的な數(shù)字を言ってはいけない。

ただし「何人家族ですか」との質(zhì)問(wèn)には「本當(dāng)のことを言ってもいい」と決められていた。この條項(xiàng)にはちょっとした笑い話がある。外國(guó)人にたずねられたある老人、緊張のあまり暗記したとおり「本當(dāng)のことを言ってもいい」と返答したのだとか。不思議な返答にその外國(guó)人もきょとんとしていたという。（翻訳?編集/KT）