2012年4月26日、米紙ロサンゼルス?タイムズは「殺害された南カリフォルニア大學(xué)の中國(guó)人留學(xué)生、中國(guó)國(guó)內(nèi)から非難浴びる」と題した記事を掲載した。28日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

今月、米國(guó)の南カリフォルニア大學(xué)に通っていた中國(guó)人留學(xué)生2人が殺害された事件は、在米中國(guó)人留學(xué)生を震撼させた。だが、中國(guó)國(guó)內(nèi)の反応は全く違ったものだった。彼らの怒りの矛先は2人の命を奪った?jī)磹櫡袱扦悉胜?、學(xué)生の身分で高級(jí)車BMWを乗り回していた被害者に向けられたのだ。

事件に対する感想について、中國(guó)のネット上でよく見(jiàn)られたのは「殺されたのは米國(guó)留學(xué)生のカップル、乗っていたのははBMW…。ざまあみろ」といった論調(diào)。米メディアが、被害者が乗っていたのが6萬(wàn)ドル（約482萬(wàn)円）もする超高級(jí)車だったと報(bào)じたのが理由だったようだ。だが、実際に被害者が乗っていたのは中古車だった。

被害者にこれほどの罵聲が浴びせられた背景には、中國(guó)社會(huì)の深刻な両極化がある。日増しに拡大する貧富の差と金持ちへの恨みが、被害者に向けられたといってよいだろう。

1980年代には羨望の的だった米國(guó)留學(xué)だが、ここ數(shù)年は蔑視の対象に変わった?，F(xiàn)地でまともに英語(yǔ)も話せないまま遊び暮らす実態(tài)が伝わるようになったほか、中國(guó)にも大卒生が増えたことで、高給を希望する米國(guó)留學(xué)帰りの學(xué)生を、企業(yè)もわざわざ採(cǎi)用したがらなくなった。

では、中國(guó)人にとって米國(guó)留學(xué)とは何か？どうやらかなり甘い幻想を抱いているようだ。彼らが描く米國(guó)ライフはカフェでラテを呑みながら、高級(jí)車に乗り回すといった感じらしい。

中國(guó)人にとって米國(guó)は、スティーブ?ジョブズやNBAプレイヤーのジェレミー?リン（林書(shū)豪）を生んだ國(guó)。チャンスや可能性が無(wú)限大に広がっているというイメージが強(qiáng)いようだ。だからこそ、これほど多くの中國(guó)人が米國(guó)を目指すのだろう。こうした非公式の外交活動(dòng)は米中関係の改善に大いに役立つ。それにより、世界中を変えることになるかもしれない。（翻訳?編集/NN）