映像は中國の湖北省武漢市新州市で6月6日に撮影されたもので、一見何かの優(yōu)勝パレードのようにも見えるが、実は市民が受験生を送り出している場面である。湖北日報が伝えた。

中國では毎年6月7、8日が「高考（全國大學(xué)統(tǒng)一入試）」の日で、日本の大學(xué)入試センター試験に相當(dāng)するこの日は受験生のみならず家族にとっても大事な日。同市では「高考」が再開された1977年以降、町を挙げて受験生を送り出しており、すでに41年間続く伝統(tǒng)行事となっている。今年は1000人近い受験生が保護(hù)者や學(xué)校の後輩に見送られ、試験會場に向かった。

日本ではスポーツの優(yōu)勝パレードの際に同様の光景が見られ、今年4月下旬にフィギュアスケートの羽生結(jié)弦が五輪2連覇のパレードを仙臺市で行った際に10萬人を超える観衆(zhòng)が集まり話題となったが、新州市の動員數(shù)も10萬人を超えたと伝えられており、その規(guī)模がいかに大きいかが分かる。

新州市に限らず、この時期になると各地で同様の大規(guī)模な見送りが行われ、1萬人を超えるケースも少なくない。（翻訳?編集/內(nèi)山）