「金委員長は軍の完全制御ができていない」米専門家の指摘に、韓國ネットは疑いの目

Record China    2018年7月4日(水) 17時40分

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4日、韓國メディアによると、米國の北朝鮮専門家ゴードン?チャン弁護士が2日(現(xiàn)地時間)、金正恩朝鮮労働黨委員長が軍を完全に制御できていない可能性を指摘した。寫真は北朝鮮。

2018年7月4日、韓國?中央日報によると、米國北朝鮮専門家ゴードン?チャン弁護士が2日(現(xiàn)地時間)、金正恩(キム?ジョンウン)朝鮮労働黨委員長が軍を完全に制御できていない可能性を指摘した。

記事によると、チャン弁護士は米國のテレビ番組に出演し「米朝首脳會談後も北朝鮮が核プログラムを放棄していないのには、さまざまな原因が考えられる」と述べた。チャン弁護士は「ボルトン國家安全保障擔當補佐官が言ったように、北朝鮮が武器プログラムを放棄することに戦略的決定を下したなら、速やかに実行される」とし、「その場合はここ數(shù)週間の北朝鮮の動きを心配する必要はない」と主張した。その一方で「もしそうでなければ、米國の政策に新しい変化が要求される」と指摘し、「さらに懸念される點は、金委員長は武器プログラムを放棄したいが、將軍たちを説得できておらず、彼らを制御できていない可能性があること」と強調(diào)した。

さらに、最近北朝鮮軍の首脳部3人が入れ替わったニュースにも言及し「金委員長が(軍部の)完全な制御ができていないことを示唆している」とし、「北朝鮮が武器放棄以外の選択をしないよう圧力をかけなければならない」と述べたという。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「間違った考え方だ。軍部を制御できていないのに、どうやって今のような絶対権力を振るえるというのだ」「完全な憶測に過ぎない」「今になって、権力基盤が弱いなんてことない」など疑念の聲とともに、「もしそうだったらクーデターが起きるかも」と予想する聲が寄せられている。

また「北朝鮮の獨裁を批判しながら、獨裁を望むという二重構造だ」とチャン弁護士の主張の矛盾に言及する聲も見られた。(翻訳?編集/三田)

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