「一帯一路」は日中相互利益協(xié)力の新プラットフォーム―駐日本中國(guó)大使

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2018年6月7日(木) 8時(shí)40分

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日本政府の「一帯一路」建設(shè)への態(tài)度は消極的で、警戒して疑問(wèn)を投げかける態(tài)度から、客観的に対処し、積極的に參加する態(tài)度へと変化した。

日本政府の「一帯一路」(the Belt and Road)建設(shè)への態(tài)度は消極的で、警戒して疑問(wèn)を投げかける態(tài)度から、客観的に対処し、積極的に參加する態(tài)度へと変化した。昨年の春、與黨?自民黨二階俊博幹事長(zhǎng)率いる代表団が「一帯一路」國(guó)際協(xié)力サミットフォーラムに出席したのを契機(jī)として、日本の態(tài)度には積極的な変化がみられるようになった。安倍晉三首相は、日中両國(guó)は協(xié)力し合えるとたびたび発言し、「一帯一路」は東西の世界とさまざまな地域を結(jié)びつける潛在力のある構(gòu)想と稱賛し、「一帯一路」イニシアティブが世界の平和と繁栄に寄與することに期待を寄せ、日本はこの目的のために中國(guó)と協(xié)力したい考えだと述べた。(文:程永華?駐日本中國(guó)大使)

「一帯一路」イニシアティブは開(kāi)放性、包摂性、透明性のある重要な國(guó)際協(xié)力プラットフォームであり、國(guó)際公共財(cái)であり、共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合うとの原則を堅(jiān)持する。日中が協(xié)力しあい、徐々に相互の信頼を積み上げれば、日本の抱く疑念は協(xié)力の中で徐々に解消されることに違いはない?,F(xiàn)在、日本政府は「一帯一路」建設(shè)において相対的に実務(wù)的な態(tài)度を取り、日中の第三國(guó)市場(chǎng)をめぐる提攜協(xié)力の展開(kāi)に重點(diǎn)を置き、特にインフラ建設(shè)分野に重點(diǎn)を置いている。これは先進(jìn)國(guó)との「一帯一路」沿線での協(xié)力展開(kāi)を推進(jìn)するという中國(guó)政府の考えとも完全にマッチしている。経済の規(guī)模と相互補(bǔ)完性についていえば、日中両國(guó)には第三國(guó)市場(chǎng)をめぐる提攜協(xié)力の面で非常に大きな優(yōu)位性が備わっている。

実際、日本企業(yè)は「一帯一路」建設(shè)への參加にかねてより熱意をみせ、実際の行動(dòng)も見(jiàn)せている。日本通運(yùn)は日本最大の物流企業(yè)であり、2015年から中國(guó)鉄路総公司と協(xié)力して、在中國(guó)日本企業(yè)が國(guó)際的貨物列車(chē)「中歐班列」を利用した中央アジアや歐州行きの定期貨物輸送業(yè)務(wù)を展開(kāi)するのを支援してきた。日本通運(yùn)は「一帯一路」の勢(shì)いに乗って、昨年9月にはカザフスタンの國(guó)有鉄道?カザフスタン鉄道と協(xié)力して、日中のターミナルと中央アジア、歐州を結(jié)ぶ陸海複合輸送サービスを提供することを明らかにした。

日中両國(guó)の企業(yè)は第三國(guó)市場(chǎng)の開(kāi)拓で一連の成功體験を追求してきた。両國(guó)政府は昨年より、企業(yè)間の「一帯一路」參加國(guó)での第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力展開(kāi)への支援についてたびたび討論を行った。さきには両國(guó)の経済部門(mén)が「日中の第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力に関する覚書(shū)」に調(diào)印し、部門(mén)の枠を超えた「日中の第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力推進(jìn)の作業(yè)メカニズム」を構(gòu)築するとともに、「日中第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力フォーラム」を開(kāi)催することに同意した。こうした動(dòng)きは両國(guó)企業(yè)が第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力を展開(kāi)する上で整った制度的保障、政策的保障、効果的な協(xié)力プラットフォームを提供することになる。

日中間の政策の意思疎通、インフラ施設(shè)の連結(jié)、貿(mào)易の円滑化、資金の調(diào)達(dá)、民心の通じ合いが絶えず強(qiáng)化され、雙方の利益の融合と二國(guó)間関係の改善にプラスになるだけでなく、第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力の展開(kāi)に向けて良好な環(huán)境作りが進(jìn)んでいる。経済貿(mào)易分野では、中國(guó)は日本にとって1番目の貿(mào)易パートナーであり、日本は中國(guó)にとって2番目の貿(mào)易パートナーで3番目の外資提供國(guó)だ。中國(guó)に投資する日本企業(yè)は5萬(wàn)社を超え、中國(guó)企業(yè)の対日投資も急速に伸びている。金融分野では、両國(guó)は人民元と日本円の直接決済をすでに実現(xiàn)させ、現(xiàn)在は通貨スワップ協(xié)定の署名について協(xié)議を進(jìn)めている。中國(guó)は最近、日本に人民元適格海外機(jī)関投資家(RQFII)の投資枠2000億元(約3兆4000億円)を付與すると発表した。インフラ連結(jié)では、両國(guó)の60を超える都市の間を毎週航空便1000便以上が運(yùn)航し、両國(guó)の主要ターミナル間はほとんど定期路線のようになっている。人的?文化的交流をみると、雙方の毎年の人の往來(lái)は過(guò)去數(shù)年間連続でのべ1000萬(wàn)人を超え、友好都市のペアは345ペアに達(dá)した。日本は古代シルクロードの重要な構(gòu)成要素であり、日本國(guó)民はシルクロードに強(qiáng)い親近感と共感を抱く。

今年は「日中平和友好條約」締結(jié)40周年にあたり、中國(guó)は改革開(kāi)放40周年を迎え、日中関係はさらなる改善と発展の重要なチャンスを迎える。両國(guó)が「一帯一路」をめぐってさまざまな協(xié)力を展開(kāi)すれば、日中関係の持続的に好転する発展に新たな推進(jìn)力を注入することになる。雙方はチャンスをしっかりつかまえ、政治と安全保障をめぐる相互信頼を深め、各分野の「連結(jié)」を推進(jìn)するよう努力し、日中関係の根本的基礎(chǔ)をつきかため、連攜して第三國(guó)市場(chǎng)を開(kāi)拓し、「一帯一路」がもたらすチャンスが両國(guó)國(guó)民に真に恩恵を及ぼすようにし、アジア?歐州?アフリカ地域の平和、発展、繁栄のために、さらには世界の平和、発展、繁栄のために力を盡くさなければならない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS)

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