2012年5月1日、京華時報によれば、中國各地の観光地がメーデーの大型連休で大勢の行楽客で賑わっているが、多くの観光施設(shè)でチケットを購入せず不正に入場する人が後を絶たず、中には壁をよじ登ったり、崖を飛び越えたりする人までいるという。

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山東省の泰山は道教の聖地“五岳”の1つとしても知られる名峰だが、ネット上には入場料を支払わないで不正に入山する複數(shù)のルートが公開されていた。泰山の観光管理部門はどのルートも非常に危険で、事故に遭う危険性もきわめて高いと観光客に注意を促している。

こうした例は泰山に限ったことではなく、中國各地の観光地で発生している。観光施設(shè)に不正な手段で入場しようとする人が後を絶たない背景には、入場料の高さがあるという。

華東師範(fàn)大學(xué)の専門家は、観光においてチケットが消費(fèi)全體に占める割合が非常に高いことが多くの観光客を節(jié)約のために危険を冒させていると指摘しており、メディアも中國國內(nèi)の観光地は入場料が海外よりも高くなっていると報じている。（翻訳?編集/岡田）