2012年5月2日、南海網(wǎng)によると、中國?陝西省橫山県にある醫(yī)療機関が醫(yī)療上の過失致死で訴えられ、3月末から営業(yè)停止、病院関係者が被害者遺族に土下座する騒動になっている。

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この醫(yī)療機関が営業(yè)停止になった原因は3月8日、地元有力者一族であるエン（門＋三）家の5人が食中毒になったことから始まった。収容先の百信醫(yī)院は患者に胃洗浄を行い、4人はほどなく回復(fù)した。しかし、70代の男性1人が重癥で、楡林市內(nèi)の別の病院に転院するも、深夜になって死亡した。家族はこの突然の死を受け入れられず、病院側(cè)の過失により死亡したと認(rèn)識。病院側(cè)は賠償金による解決を持ちかけたが合意に至らず、現(xiàn)在、病院は営業(yè)停止しているという。

最近、この醫(yī)院の院長が被害者の追悼會會場を訪れ、病院関係者とともに土下座、謝罪している3分22秒の動畫がインターネット上に投稿され、話題となっている。院長は鼻水を流しながら嗚咽し、「一家の信頼を裏切り、生涯にわたる後悔の念を抱いている」などと述べ、40人以上の病院関係者が被害者の遺影前で土下座するという內(nèi)容だ。土下座に加わったというある病院関係者は、「病院側(cè)の過失による死亡だとは証明されていないが、エン家は現(xiàn)地で絶大な勢力を持っているため、全く反論できない」と話している。この弔問時も正門ではなく、裏門から入るように指示された。

エン家側(cè)の言い分では、土下座に関しても、営業(yè)停止に関しても、病院側(cè)の自主的な判斷による行為だという。エン家からは3カ月の営業(yè)停止と職員の再教育を申し入れ、これに反して営業(yè)再開した場合、違約金として300萬元（約3826萬円）の支払いを要求していたことは事実。しかし4月に入り、病院が秘密裏に開業(yè)していることが判明し、実力行使に訴えたのだと説明している。法律専門家は、この協(xié)議內(nèi)容自體が無効で、醫(yī)療機関に営業(yè)停止を求めることができるのは衛(wèi)生関連當(dāng)局のみだとしている。また、醫(yī)療上の過失致死と証明できていない現(xiàn)段階で、賠償金額を決めることも不可能だという。（翻訳?編集/渡邊英子）