2012年5月3日、長(zhǎng)江日?qǐng)?bào)によると、米國(guó)の大學(xué)がこのほど、お人よしほど稼ぎが少ないという調(diào)査結(jié)果を発表した。人民網(wǎng)日本語(yǔ)版が伝えた。

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性格は穏やかなほうですか？それとも怒りっぽいたちですか？―この質(zhì)問(wèn)に疑問(wèn)を持つ読者も多いことだろう。米コーネル大學(xué)の実施した調(diào)査によると、協(xié)調(diào)性があるいわゆる「お人よし」の社員の給與は、協(xié)調(diào)性のない社員の給與を下回るという。この結(jié)果がネット上で話題を呼び、多くのネットユーザーが「譲り合いの精神を大切にし、同僚と仲良くしろとよく言われるのに、協(xié)調(diào)性のない人の方が高給取りになれるのか」とため息を漏らしている。

コーネル大學(xué)労資関係學(xué)院の調(diào)査報(bào)告は、中國(guó)の「泣く子はお乳をもらえる（何でも要求しないともらえない）」ということわざの信ぴょう性を裏付けた。

研究者は過(guò)去20年間の3種の異なる調(diào)査から得られたデータを分析した。調(diào)査対象者は約1萬(wàn)人に達(dá)し、異なる職業(yè)、所得水準(zhǔn)、年齢層をカバーした。同校のリビングストン助教授が公表した研究報(bào)告によると、性格のよい社員の給與は協(xié)調(diào)性のない社員の給與を下回り、特に男性社員の場(chǎng)合その傾向が顕著であるという。

リビングストン助教授らはアンケート調(diào)査により、調(diào)査対象者の「協(xié)調(diào)性」を調(diào)べた。その結(jié)果、協(xié)調(diào)性の低い社員の年間所得は、協(xié)調(diào)性の高い社員を18％（9772ドル）上回った?？冥卫饯衰去菠韦ⅳ肱陨鐔Tの平均給與は、付き合いやすい女性社員を5％（1828ドル）上回った。その原因は、前者は個(gè)人的利益を守ろうとする一方、後者は全體的利益のため自己犠牲をしがちなためだという。

◆ネットユーザーの約半數(shù)が同感

同調(diào)査結(jié)果が公表されると、新浪微博（ミニブログ）でこの話題に関する投票が実施された。2日午後9時(shí)現(xiàn)在、約8000人のネットユーザーが投票に參加し、49．6％が「お人よしの社員は稼ぎが少ない」に同感を示した。

また一部のネットユーザーは、「協(xié)調(diào)性のない社員はEQが低く、人から嫌われる」、「性格と給與の間に必然的な関係はない。大切なのは能力だ」と述べた。

◆大膽に意見を述べることが重要

同調(diào)査結(jié)果について、外資企業(yè)の人事部擔(dān)當(dāng)者は、「特定の條件において、協(xié)調(diào)性のある社員は稼ぎが少ないという理論が成立する」と意見を述べた。

同氏は、「社員が給與に満足せず、大膽に意見を述べたならば、企業(yè)は社員の希望を考慮し、適度な増給に応じるだろう。だが社員が意見を述べなければ、企業(yè)が自ら増給するはずもない。この狀況下であれば、上記の結(jié)論が導(dǎo)き出される。社員の能力と所屬部署が適合する場(chǎng)合、社員が自身の給與や福利厚生などについて大膽に意見を述べることにより、自らの権益を守ることができるのだ」と締めくくった。（編集/TF）