2018年6月6日、韓國(guó)メディア?マネートゥデイによると、2日にソウル江南區(qū)のフェイスブック（FB）コリアの社屋前で女性団體「火花フェミアクション」の會(huì)員10人が上半身裸で、「女性の身體をポルノとして見(jiàn)るな」とプラカードを持ってデモを行った。この行為に対して警察が4日、「デモの実行者の立件は難しい」との判斷を表明したことで、これに反発する世論が噴出している。

記事によると、事の発端は、5月26日に同団體の會(huì)員がF(xiàn)B上に掲載した女性の上半身裸の寫真を、29日にFB側(cè)が削除したことだった。この措置に対して同団體が、「なぜ男性の上半身裸の寫真は削除されないのに、女性の裸は『わいせつ物』として削除されなければならないのか」と抗議したという。

論爭(zhēng)が拡大するやとFBコリアは6月3日、謝罪とともに削除した寫真を復(fù)元させた。これにより騒動(dòng)は収束したかに見(jiàn)えた。ところが4日、ソウル江南區(qū)の警察署が、デモの実行者を「公然わいせつ罪」で立件するのは難しいとの判斷を示したことで再び論爭(zhēng)が巻き起こった。

記事は、「わいせつ行為とは一般の人の性欲を刺激して性的興奮を誘発し、他人に羞恥心?嫌悪感を與えたりする行為」という、韓國(guó)の大法院（最高裁）による刑法第245號(hào)（公然わいせつ）の解釈を紹介している。警察の判斷では「デモ実行者らは自分たちの主張を訴えるために上半身裸になったのであり、今回のデモが他人に羞恥心?嫌悪感を與えるほどの行為だったとみなすのは難しく、従ってわいせつ性は認(rèn)められない」のだという。

これに対して、「女性の上半身裸を公然わいせつ罪で罰しないのなら、男性が丸裸で外を出歩いても同じく処罰してはならないはずだ」との主張が起こった。これに対して「火花フェミアクション」のコ氏は「女性も性器を露出したいという意味ではなく、例えば男性は海で上半身裸になれるが、女性にそれができない。それは、社會(huì)が女性の胸をわいせつ物として見(jiàn)ているからだ 」と反論した。

また、記事によると一部では「視線レイプ」に関する論爭(zhēng)も起こった。「視線レイプ」とは主に男性が性的な意味を込めて女性を見(jiàn)る行為のことである。「視線レイプするなと言っておきながら、なぜ服を脫いで自ら視線レイプの対象になろうとしているのか理解できない」との意見(jiàn)に対し、同団體のシン氏は「女性と男性を差別して、女性の身體を性的に見(jiàn)るのをやめようと主張したいのだ」と説明したという。

記事は最後に、一連の論爭(zhēng)に対する韓國(guó)両性平等教育振興院のイ?ヒョンへ教授の意見(jiàn)を紹介した。教授は、「女性が服を脫いだか脫いでいないかではなく、このようなパフォーマンスをしなければならなかった狀況そのものが重要だ」とし、「女性たちは上半身裸のパフォーマンスを通じて、これまで社會(huì)が女性の身體を性的な対象物としてきたことに抵抗の意志表示を行った。大切なのは『なぜ女性の身體は性的に考えられてきたのか』だ。今回のデモをきっかけに、このようなことについて考えてみる姿勢(shì)が切実に求められている」と発言した。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「自分も女性だけど、露出している女性の身體には目が行ってしまう。それを『見(jiàn)るな』というのは自分勝手すぎる」「この団體は差別と區(qū)別の違いも分からないようだな」「見(jiàn)たら『視線レイプ』で、見(jiàn)なかったら『性差別』とは面倒な世の中だ」「男性が脫いでいたら女性も見(jiàn)ちゃうでしょう」と、女性たちを批判する書込みが殺到した。

一方、「彼女らは決して服を脫ごうと言っているわけではない」と、わずかながら賛同する書き込みも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/半田）