<中國旅游>銘茶の里を巡る

Record China    2012年5月9日(水) 20時52分

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3日、神農(nóng)の時代から飲まれてきたという伝説が殘される中國茶。今回は、日本でもおなじみのお茶の産地をご紹介したい。

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2012年5月3日、神農(nóng)の時代から飲まれてきたという伝説が殘される中國茶?!溉龂尽工沃肖扦?、當(dāng)時高級品であったお茶を母に飲ませるために、劉備が苦労してお金を貯めたというエピソードもある。つまり、昔の中國では、お茶は薬としての役割が強かったことが分かる。中國ではお茶の産地を大まかに江南?江北?西南?華南の4つに分けている。今回は、日本でもおなじみのお茶の産地をご紹介したい。

その他の寫真

 

■烏龍茶(ウーロンちゃ)の武夷山

中國茶と言えば、まず烏龍茶を思い浮かべる方が多いだろう。烏龍茶に含まれるポリフェノールが脂肪の吸収を抑えるとされ、日本で最も飲まれている中國茶の一つである。

中國?福建省の北部にある武夷山は、烏龍茶の代表的な銘茶として名高い「武夷巖茶(ぶいがんちゃ)」の産地だ。武夷山は黃崗山を中心とする山系の総稱で、36の巖山の間を全長60キロの九曲渓が山間を縫うように走っている。1999年にユネスコ世界遺産(複合遺産)として登録され、山水の名勝として、また銘茶の産地として名高く、黃山や桂林と並び、中國人にとっていつか旅してみたい憧れの場所の一つである。九曲渓では竹のいかだに乗って、約9キロほどの川下りを楽しむことができる。

また、武夷山にはたった4本の貴重な野生の茶樹が自生しており、中國政府が管理している。ここから取れる大紅袍(ダーホンパオ)と呼ばれる銘茶は、一般ではほぼ入手できない幻のお茶とされている。大紅袍を口にはできなくとも、その貴重な茶樹は一見の価値がある。

■龍井茶(ロンジンちゃ)の西湖

日本では緑茶が一般的に最も多く飲まれているが、実は中國でも同様。製法は異なるが、中國で最もポピュラーなのは緑茶である。世界文化遺産にも登録されている杭州(浙江省)の西湖から車で約20分。ここに中國を代表する緑茶?西湖龍井(シーフーロンジン)の産地である龍井村がある。色は翡翠、香りは優(yōu)雅、味は芳醇、茶葉の形が美しいことから古くから“四絶”と稱され、多くの文人に愛されてきた。すがすがしい香り、コクがあってさっぱりとした味は人気が高い。

西湖龍井は畑や生産時期などの品質(zhì)の違いで細かくランク分けされている。龍井村で採れたお茶は最高品質(zhì)とされており、清明節(jié)(舊暦4月5日)前に採取した茶葉で作ったは「明前茶」と呼ばれ最高級品として愛されている。龍井村では至る所に茶館があり、そこではお茶を楽しみながら食事をとることができる。杭州への旅行の際に訪ねてみるのも一興だ。また、龍井茶の産地のひとつ?梅家塢(ばいかう)を訪れ、茶摘み體験を行うこともお勧めである。

※本記事は楽旅中國(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中國は、中國青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中國旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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