2018年6月9日、韓國?ニューシスは、歴史的な米朝首脳會談が3日後に迫る中、終戦宣言と非核化に隠れていた人権問題が交渉のテーブルに浮上するのかに注目が集まっていると伝えた。トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)はこの問題を扱うと公言しており、會談の雰囲気に影響を與える可能性がある。

外信報道によると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は9日、カナダで開催されるG7首脳會議出席に先立ち、ホワイトハウスで記者會見し、米朝首脳會談で人権問題も扱うのかという質(zhì)問に「そうだ」と答えた。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は1日、北朝鮮の金英哲（キム?ヨンチョル）朝鮮労働黨中央委員會副委員長のホワイトハウス訪問直後の記者會見でも「北朝鮮の人権問題は議論しなかった」としながらも「首脳會談では扱うこともある」と述べ、議題に上がる可能性を示唆していた。

米國務(wù)省の資料によると、現(xiàn)在、北朝鮮の政治犯収容所には8萬?12萬人が収容されており、彼らの多くは宗教的な理由のために収監(jiān)されていると伝えられている。

韓國國內(nèi)の北朝鮮専門家は、「今回の會談で北朝鮮の人権問題を重點(diǎn)的に話すには雙方の負(fù)擔(dān)になる」とし、「終戦宣言と非核化、體制保障など重要な議題を集中的にカバーし、橫滑りで拉致被害者問題などに言及し、今後、継続的な會談が行われれば段階的に（人権問題の）話を出すと思う」と語った。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「屈辱的な南北首脳會談と比べて、トランプはよくやっている」「韓國の運(yùn)命を米國と北朝鮮に任せているに等しい」「國の運(yùn)命はどうなるんだ。韓國政府はお手上げ狀態(tài)」など、自國政府への批判的な聲が出ている。

一方で「閉鎖的な北朝鮮が対話の場に出てくるようになったのは現(xiàn)政府の大きな成果」と、米朝會談に至った過程で韓國政府が果たした役割を評価する意見が寄せられた。

また「非核化問題よりも深刻なのが、北朝鮮住民が最低限の人間としての権利を與えられていないこと」と、人権問題が重要なテーマであることを強(qiáng)調(diào)する意見もみられた。

その他に「結(jié)局、北朝鮮は平和ムードで會談を演出して時間稼ぎするだけだ」とするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）