2012年5月7日、米華字メディアの多維新聞網(wǎng)は「中國人が『メイドインチャイナ』にウンザリし始めた」とのタイトル記事を掲載した。以下はその要約。

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「メイドインチャイナ」の製品による事件や事故のニュースが後を絶たない。このため中國國內(nèi)では消費(fèi)者の中國製品離れが進(jìn)んでいる。英投資銀行のバークレイズ?キャピタルは最新の報(bào)告書のなかで、「給與所得が2ケタの伸びを示した中國では國民が物質(zhì)的に豊かになっただけでなく、消費(fèi)面でも品質(zhì)にこだわるようになり、その結(jié)果、消費(fèi)の対象が輸入品に集中する傾向にある」と指摘している。

中國の國內(nèi)企業(yè)はこれまで「低コスト生産、低価格販売」で國內(nèi)市場を支配してきた。しかし「安価至上主義」時(shí)代が終わりを告げると、これら國內(nèi)企業(yè)は弱體化の一途をたどることに。バークレイズ?キャピタルによれば、過去2年間で少なくとも中國國內(nèi)企業(yè)10銘柄の市場価値が35％から85％と大幅に下落したという。

一方で海外のグローバル企業(yè)が次々と中國本土に進(jìn)出。ナイキやアディダス、コカ?コーラ、P＆G、ネッスルといった超有名企業(yè)各社は中國國內(nèi)での事業(yè)拡大を目指し、今後さらに巨額の投資を行う計(jì)畫だという。中國は昨年米國を抜いて世界最大の食品雑貨市場となった。この巨大市場を狙う世界中のグローバル企業(yè)に対し、一部の國內(nèi)企業(yè)も応戦する構(gòu)えを見せている。

上海の光明食品集団は今月に入り、英大手食品メーカーのウィータビックス社を12億ユーロ（約1250億円）で買収すると発表。この買収により國際的なブランドと先進(jìn)技術(shù)を手に入れ、市場競爭力を獲得することができるとの自信を示している。（翻訳?編集/本郷）