Record China 2018年6月11日(月) 9時0分
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9日、観察者網(wǎng)は、臺風(fēng)の名稱は日本が命名しているというのは誤解であると説明する記事を掲載した。資料寫真。
2018年6月9日、観察者網(wǎng)は、臺風(fēng)の名稱は日本が命名しているというのは誤解であると説明する記事を掲載した。
記事は、7日に臺風(fēng)4號「イーウィニャ」が広東省に上陸したことを中國メディアが伝えた際、「中國には北西太平洋で発生した臺風(fēng)の命名権がなく、この権利は日本の手にあり、理由は以前の中國の技術(shù)が日本には及ばなかったからだ」との情報が中國のネット上に流れたことに言及。しかし、これは誤解であると指摘した。
象輯科技の気象技術(shù)専門家、歐波(オウ?ボー)氏は、「日本の気象庁に臺風(fēng)の命名権があるというのは正確ではない。臺風(fēng)の命名権は、世界気象機(jī)関(WMO)などが設(shè)立した臺風(fēng)委員會にある」と解説。臺風(fēng)委員會の情報交換の中心である「太平洋臺風(fēng)センター」が日本の気象庁に置かれているにすぎないと指摘した。
歐氏は続けて「北西太平洋地區(qū)は世界でも臺風(fēng)が頻発する地區(qū)で、中國にも毎年6、7回、さらにはそれ以上の臺風(fēng)が上陸することもある。以前はこの地域の臺風(fēng)の名稱は統(tǒng)一しておらず、同じ臺風(fēng)にいくつもの名稱があった。WMOは、混亂を避けるために統(tǒng)一の名稱をつけることにし、臺風(fēng)の影響を受ける14の臺風(fēng)委員會加盟國が、それぞれ10の臺風(fēng)名リストを持っていて順番に使用している。これは2000年1月1日から実行されている」と紹介した。
その上で「誰が命名権を有していて、誰が有していないとはいえず、命名権に関する問題はそもそも存在しない」と指摘?!柑窖笈_風(fēng)センターが東京にあることは、日本が有利であるとか、権利を持っているというわけではない」と説明した。
また、臺風(fēng)の名稱は繰り返して使用されるが、大きな災(zāi)害をもたらした臺風(fēng)などは、臺風(fēng)委員會加盟國からの要請を受けて、その名前を以後の臺風(fēng)に使用しないように変更することも記事は紹介。13年のハイエンや16年のハイマーがその例だと伝えた。
最後に記事は、臺風(fēng)委員會加盟國である中國も10の臺風(fēng)名リストを持っており、それは「海葵(ハイクイ)、悟空(ウーコン)、玉兎(イートゥー)、白鹿(バイルー)、風(fēng)神(フンシェン)、海神(ハイシェン)、杜鵑(ドゥージェン)、電母(ディアンムー)、海馬(ハイマー、間もなく他の名稱に変更予定)、海棠(ハイタン)」と、中華文化を色濃く反映した名稱だと結(jié)んだ。(翻訳?編集/山中)
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