2018年6月10日、中國中央テレビ（CCTV）によると、中國高速鉄道は試験運(yùn)転での最高速度は時速400キロを大きく上回っているのに、なぜそれを営業(yè)運(yùn)転では実現(xiàn)できないのか、専門家が解説した。

中國工程院副院長の鉄道技術(shù)者?何華武（ホー?ホアウー）氏は、「高速鉄道は多くの技術(shù)を集約した複雑なシステムで、さまざまな環(huán)境で運(yùn)用される」とし、2011年には落雷を原因とする大事故が起きているように、防災(zāi)?安全の確保は最優(yōu)先されるべき課題だと指摘。

しかし、中國の高速鉄道は試験運(yùn)転では最高速度486キロを達(dá)成している。営業(yè)運(yùn)転の速度はもっと引き上げることはできないのか。何氏は、「日本の新幹線やフランスのTGVも徐々に速度を上げていった」とし、安全性や快適性を確認(rèn)しながら速度を上げていくべきとの考えを示した。

また、「脫線係數(shù)や衝撃吸収などさまざまな安全基準(zhǔn)をクリアしているものの、騒音と振動については今後も研究?検証が必要」とも指摘した。（翻訳?編集/岡田）