2018年6月10日、中國(guó)中央テレビ?スポーツチャンネル（CCTV5）の微博アカウントは、卓球ジャパン?オープン女子シングルス決勝で、日本の伊藤美誠(chéng)が中國(guó)の王曼●（ワン?マンユー、●は日の下に立）を下して優(yōu)勝を果たしたことを伝えた。

10日に行われた女子シングルスの決勝は、伊藤が最初の2ゲームを連取すると、第3ゲーム以降は王と伊藤が交互にゲームを取り合う形に。伊藤は3－2で迎えた第6ゲームでデュースの接戦を12－10で制して、ゲームカウント4－2で勝利した。伊藤は準(zhǔn)決勝でも中國(guó)の陳幸同（チェン?シントン）に0－3からの大逆転勝利を演じており、準(zhǔn)決勝?決勝と中國(guó)勢(shì)を撃破しての優(yōu)勝となった。

また、男子シングルスでも張本智和が決勝で中國(guó)の元世界ランク1位?張継科（ジャン?ジーカー）を破って優(yōu)勝しており、同大會(huì)では2013年ぶりの日本勢(shì)によるアベック優(yōu)勝となった。

この結(jié)果について中國(guó)のネットユーザーは「伊藤は石川佳純より速く、平野美宇より安定している。2年後には中國(guó)女子卓球にとって最大のライバルになることは間違いない」「われわれはどうして內(nèi)部闘爭(zhēng)ばかりしているのか。日本はすでに技術(shù)革新を果たしていて、中國(guó)よりも細(xì)かい研究をしているのに」「伊藤はメンタルが強(qiáng)い。王の方がプレッシャーを感じてミスが多かった。ああ、本當(dāng)に中國(guó)卓球はもっと力を入れないと。日本は東京五輪を虎視眈々（たんたん）と狙っているのだから」といったコメントが寄せられた。

一方で「王が精彩を欠いたのは事実だが、オープン大會(huì)でも優(yōu)勝しているのだから、そこまで気にすることはない」「中國(guó)卓球は勝ってもニュースにならず、負(fù)けた時(shí)に大きく騒がれるからな」との聲も。さらには「卓球が進(jìn)歩していく上で、競(jìng)爭(zhēng)があるのは良いことだ」「男子も女子もライバルができたから、良かった」など、これまで中國(guó)の獨(dú)壇場(chǎng)だった卓球に競(jìng)爭(zhēng)相手ができたことをポジティブに考えるユーザーも少なくなかった。（翻訳?編集/川尻）