新華社などによると、貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州晴隆県で10日午後11時20分ごろ天然ガスパイプラインの爆発炎上事故が発生した。同事故で24人が負(fù)傷したとされる。重體の者もいるが、死者発生は伝えられていない。晴隆県では昨年（2017年）7月2日にも天然ガスパイプラインの爆発炎上事故が発生し、8人が死亡し35人が負(fù)傷した。

10日夜に発生した事故では、発生直後に事故検出に伴う自動制御でガス送気が停止した。火は11日午前2時半ごろに消し止められた。

晴隆県にはミャンマーで生産された天然ガスや原油を輸送するパイプラインが通っている。パイプラインは雲(yún)南省を経由して貴州省に入り、晴隆県の東側(cè)にある安順市で南北に別れる。南ルートは広西チワン族自治區(qū)に向かい、北ルートは重慶市に向かう。

貴州省內(nèi)を通るパイプラインは中國南西部の開発にとって重要な意味を持つが、2年間連続して爆発炎上事故を起こしたことで、安全面の再確認(rèn)を求める聲が出そうだ。（翻訳?編集/如月隼人）