2012年5月9日、中國経済網(wǎng)によると、香港政府統(tǒng)計(jì)処がこのほど発表したデータから、今年第1四半期（1?3月）に香港から中國本土に流入した金の総量は13萬5529キロに上り、昨年同期の1萬9729キロの約7倍に増加したことが分かった。3月は6萬2907キロで前月比59％の増加だった。ここから中國がまもなくインドを抜いて世界最大の金消費(fèi)市場になろうとしている最新の情勢が読みとれるという。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。

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中國の金消費(fèi)ニーズを急増させた主な原因は、政府が不動(dòng)産への調(diào)整コントロールを強(qiáng)めたことを受けて、投機(jī)資金の一部が金市場に流れ込んだことにある。また超低金利政策がもたらした物価上昇も、金投資が中國國民の資産価値維持のための重要なツールとなるのに一役買った。ワールドゴールドカウンシルの予測によると、中國は今年、インドを抜いて世界一の金消費(fèi)市場になる見込みだ。昨年のインドの金消費(fèi)?投資ニーズは933．4トン、中國は769．8トンだった。

ブルームバーグによると、金消費(fèi)の急増から中國経済の富裕ぶりがうかがえる。世界銀行が発表したデータによると、2000年以降、中國の1人當(dāng)たり平均國內(nèi)総生産（GDP）は2倍以上に増加した。中國はまもなくインドを抜いて世界最大の金消費(fèi)國になるとみられる。今でも中國はすでに世界一の鉄鋼生産國であり、世界一の銅消費(fèi)國でもある。（編集/TF）