2012年5月9日、フィリピンで華人が経営する商業(yè)施設(shè)で火災(zāi)が発生し、24人が死亡するという悲慘な事態(tài)となっている?；馂?zāi)の原因は放火によるものとみられ、建物內(nèi)には依然として4人が閉じ込められている模様。新華社の10日付の報道。

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北アグサン州ブトゥアン市で9日早朝、服飾店から出火。隣接する商業(yè)ビルに燃え移ったことから大慘事に発展した。消火作業(yè)には3時間を要したという。この商業(yè)ビルは中國系フィリピン人が経営。警察當局の発表では、犠牲者のうち18人の遺體は火災(zāi)現(xiàn)場からすでに搬出されたが、殘り6體は殘骸の中に埋もれているためにまだ捜索中の段階だ。

火災(zāi)時、ビル內(nèi)にいた女性従業(yè)員3人が2階の非常口から飛び降り、一命を取り留めたという。フィリピン警察によると、建物內(nèi)にいて犠牲となった大多數(shù)が、現(xiàn)地服飾ブランドの従業(yè)員だったと考えられる。非?？冥丐瓮筏胜激鈧?cè)から施錠されており、脫出できなかった者が多くいたとの不穏な観測も発表した。出火原因は現(xiàn)在も調(diào)査中だが、放火との見方もある。

中國とフィリピンは、南シナ海の領(lǐng)有権問題をめぐってすでに1カ月以上も緊張狀態(tài)に置かれている。フィリピンでは反中デモの実施も予定され、中國政府が現(xiàn)地の中國系住民へ安全に注意するよう呼び掛けていた。今回の事件も反中勢力によるものとの推測がある。4月10日、フィリピン海軍が南シナ海のスカボロー礁で中國漁船を拿捕（だほ）しようとしたことから始まった領(lǐng)海問題。そこへ中國の漁業(yè)監(jiān)視船が介入し、そのにらみ合いは現(xiàn)在も続いている。(翻訳?編集/愛玉)