2018年6月11日、騰訊網(wǎng)は、日本の鉄道が保安検査を行わない理由について説明した。

記事は、9日に東海道新幹線車內(nèi)で起きた無差別殺傷事件について紹介。「上海の地下鉄では當(dāng)たり前に保安検査をしているのに、どうして日本の新幹線はやらないのか」とした上で、その理由について解説している。

最初に挙げたのは、コスト高だ?！袱猡沸聨志€に空港同様の保安検査を?qū)毪工欷小⑦\(yùn)賃は大幅に値上げされる。東海道新幹線の東京駅では、検査待ちの行列を作らないようにするために80のゲートを設(shè)置する必要があり、それぞれのゲートに係員3～4人を配備しなければならないという。東海道?山陽?九州新幹線には全部で46の駅があり、全ての駅に乗客數(shù)に見合った保安検査設(shè)備や人員を配備すれば、莫大なコストになる」とし、駅構(gòu)內(nèi)にも大きなスペースの確保が必要になることにも觸れた。

続いて挙げたのは、利便性の低下。記事は、「時間にシビアな日本人は、列車が出発する數(shù)分前に改札を通る。列車の運(yùn)行と時刻表との誤差が少ないため、みんな行動計(jì)畫をきっちりと立てる。もし新幹線に煩雑な保安検査が設(shè)置されれば、外出に多くの不確定要素が加わることになり、その利便性や敏しょう性が大きく低下することになる」と説明した。

そして、記事は「コストや利便性よりも乗客の安全に対する責(zé)任が重要である」と指摘し、「保安検査をしない狀況で、いかにして今回発生したような無差別殺傷事件を防ぐかが、新幹線に突き付けられた大きな課題となっている」とした。（翻訳?編集/川尻）