富士重工、スバルの中國國産化を斷念か―中國メディア

Record China    2012年5月12日(土) 19時48分

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9日、富士重工は2015?2016年度の世界販売目標を5萬臺下方修正した。市場関係者はこの発表を受け、2016年までのスバルの中國國産化が絶望的になったと見ている。寫真は福建省のスバル販売店。

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2012年5月10日、北京商報によると、富士重工は9日、「2016年3月までの五カ年成長計畫の期間中、中國現(xiàn)地での自動車生産のスタートが実現(xiàn)不可となった」と発表し、2015?2016年度の世界販売目標を5萬臺下方修正した。市場関係者は富士重工の発表を受け、2016年までのスバルの中國國産化が絶望的になったと見ている。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。

その他の寫真

「スバル」ブランドを持つ富士重工は、2015?2016年度の自動車販売臺數(shù)を85萬臺とし、これまで計畫されていた90萬臺から下方修正した。米國での販売臺數(shù)は予想以上に達する見通しだが、中國での販売臺數(shù)の減少がそれを上回ると見られるためだ。

さまざまな噂と憶測が流れる中、富士重工と中國自動車メーカー?奇瑞汽車が原則的に合意に達し、中國東北地區(qū)でスバル車を生産するとする情報が、昨年年初に確かな筋から伝わってきた。スバルは奇瑞汽車と合弁意向をまとめたが、同合弁が中國國內(nèi)政策に一致しなかったことから、一時棚上げを余儀なくされた。

トヨタ自動車はスバル親會社の富士重工の筆頭株主として、その16.5%の株式を所有しており、事実上の親會社となっている。しかし中國で施行されている「自動車産業(yè)発展政策」によると、トヨタと富士重工は同一の海外企業(yè)となる。トヨタは中國ですでに2社の合弁企業(yè)(広汽豊田と一汽豊田)を有するため、富士重工は中國で合弁企業(yè)を設(shè)立できない。

奇瑞汽車とスバルは合弁に向け最後の努力をしていたが、富士重工の9日の発表內(nèi)容から見ると、同社はスバルの中國國産化を斷念したようだ。(編集/TF)

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