「極端に定型化された慰安婦の話から抜け出せない」韓國人教授の主張に、ネットが反発

Record China    2018年6月12日(火) 14時0分

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12日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、5年前に出版した著書「帝國の慰安婦」をめぐって訴訟中の韓國?世宗大の樸裕河教授が、新たに2冊の本を出版した。寫真は「ナヌムの家」にある慰安婦歴史館。

2018年6月12日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、5年前に出版した著書「帝國の慰安婦」をめぐって訴訟中の韓國?世宗(セジョン)大の樸裕河(パク?ユハ)教授が、新たに2冊の本を出版した。

記事によると、樸教授は「帝國の慰安婦」で、「日本軍慰安婦に関するさまざまな証言が葬られたため、慰安婦が軍人に強制連行された14~15歳の少女として剝製化された」と指摘し、「民族に加え、國家と資本の観點から問題を考えるべき」と主張した?!溉毡拒娢堪矉Dが苦しめられた原因を帝國主義だけでなく、家父長制や貧しさにも求めるべき」という樸教授の見解は、韓國で「斬新だ」との評価を受けていた。しかしその後、元慰安婦女性9人と元慰安婦支援施設「ナヌムの家」は、同著書で元慰安婦が「売春婦」や「日本軍の協(xié)力者」と表現(xiàn)され、名譽を傷つけられたとして、樸教授を相手に損害賠償や本の販売禁止を求める訴訟を起こしていた。

樸教授が今回出版した本は、自身への批判に反論する「帝國の慰安婦、知識人をいう」と、裁判の過程をつづった「帝國の慰安婦、法廷で1460日」。樸教授は「裁判は私と元慰安婦との戦いではなく、支援団體や一部研究者たちとの対決」とし、「私たちの前に置かれているのは極端に定型化された慰安婦の話であり、そこから抜け出そうとする話は注目されない」と主張した。

また「帝國の慰安婦」裁判の最大の爭點である「學問の自由」を強調し、自身を批判する知識人に向けて「學問の自立性を國に渡してしまった」と批判。さらに「『帝國の慰安婦』の告訴?告発は、學術の空間で行われるべき議論を法廷で行わせたもの」とし、「私に批判的だった日韓の知識人らはこれまで、私を公論の場に呼ばなかった」と説明した。その上で「批判者の多くが平和について話すが、彼らの意見が他者に対する理解と平和を呼ぶ可能性は低い」と強調した。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「被害者の気持ちを考えたことはある?」「樸教授が元慰安婦を侮辱するのはよくて、他の人が樸教授を侮辱するのは駄目なの?」「ここまで批判されているのに、なぜ自分の認識が間違っていることに気付かない?」など、樸教授への厳しい聲が數(shù)多く寄せられている。

一方で「多様な面から考えると、樸教授の論理も間違っていない」「慰安婦問題を民族感情だけで批判する人を見るとあきれる」など樸教授を擁護する聲も見られた。(翻訳?編集/堂本

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