中國(guó)網(wǎng)は15日、「日本はなぜ北朝鮮問(wèn)題で孤立しているのか」とする分析記事を掲載した。以下はその概要。

世界が注目した初の米朝首脳會(huì)談が終わった。朝鮮半島の非核化と政治問(wèn)題解決に向けて、世界各國(guó)が期待を寄せている。しかし、北朝鮮の核問(wèn)題に大きくかかわる日本は蚊帳の外に置かれ、落膽している。米朝會(huì)談ではトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)に対し、日本人拉致問(wèn)題の解決に向けた?jī)Pきかけをすること期待したにもかかわらず、共同宣言には盛り込まれなかった。安倍晉三首相は、かろうじて「會(huì)談で拉致問(wèn)題に觸れてもらい感謝する」と述べだけだった。日本はなぜ北朝鮮問(wèn)題で孤立してしまったのか。それは日本が長(zhǎng)く抱える持病に原因があるのだろう。

北朝鮮情勢(shì)が大きく動(dòng)く中、安倍氏は國(guó)內(nèi)で森友?加計(jì)スキャンダルの対応に追われた。國(guó)民には北朝鮮危機(jī)が「國(guó)難」だと強(qiáng)調(diào)し、強(qiáng)硬姿勢(shì)を崩さぬことで、國(guó)內(nèi)での支持率をなんとか維持してきた。北朝鮮には一貫して強(qiáng)い批判を続けてきたため、もしその手を緩めた場(chǎng)合、國(guó)民から「裏切った」と批判を受ける恐れがあった。

また、外交における視野も狹すぎた。21世紀(jì)に入って國(guó)際社會(huì)における日本と中國(guó)の立場(chǎng)は逆転した。中國(guó)が全方位的な外交を展開(kāi)する中、日本は40年前と同じような米國(guó)頼みの手法を変えられなかった。

しかし、不幸にもトランプ氏の政策は先が読めない。米朝、南北関係が急速に雪解けを迎える中、日本政府は強(qiáng)硬姿勢(shì)を崩せず、孤立を深めていったのだ。（翻訳?編集/大宮）