2018年6月12日、中國共産黨系の環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）のアカウントで、10日に東京の國會議事堂前で行われた安倍政権退陣要求デモの様子を伝えた。

環(huán)球時(shí)報(bào)は日本の報(bào)道を引用する形で、「雨にもかかわらず、およそ2萬7000人（主催者発表）の日本國民が國會前に集まり、森友?加計(jì)學(xué)園問題の徹底的な追求を呼び掛け、安倍內(nèi)閣の退陣を求めた」などと伝えた。また、デモ參加者が「打倒安倍政権」「安倍は愛國詐欺師」などと書かれたプラカードを持っていたとも伝えている。

この報(bào)道に、中國のネットユーザーは「こういうニュースをよく聞くけど、退陣したのを聞いたことがない」「フェイクニュースはやめてくれないか。何年間も安倍政権退陣を願い続けているが、まったく揺るがないじゃないか」といったコメントを寄せている。

しかし、最も多かったのは、日本では國民によるデモが普通に行われるということに対するもので、「少なくとも日本人は自分の國の指導(dǎo)者に抗議できる」「これは中國では起こり得ないことだな」といった聲が並び、中には「國民が指導(dǎo)者の退陣を要求できるなんて。愛國教育が足りていないようだな」といった自國に対する皮肉や、「日本に戦車を売る時(shí)じゃないか」というきわどいコメントも寄せられている。（翻訳?編集/北田）