骨董品の偽物被害が各地で多発、その95%以上はレベルの低い粗悪品―中國紙

Record China    2012年5月17日(木) 12時44分

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14日、中國のネット上で話題を呼んでいる「骨董品の偽物被害が多発している地域」を示した地図によると、ニセ骨董品の製造が一大産業(yè)となっている地域は10?。ㄊ?區(qū))余りに及ぶことが分かった。寫真は「青銅器」の製造拠點となっている河南省洛陽市郊外の村。

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2012年5月14日、中國のネット上で話題を呼んでいる「骨董品の偽物被害が多発している地域」を示した地図によると、ニセ骨董品の製造が一大産業(yè)となっている地域は10?。ㄊ?區(qū))余りに及ぶことが分かった。人民日報が伝えた。

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中國の骨董街で思わぬ掘り出し物を手に入れ、大事にされている方も多いだろう。ところが、殘念なことにこうした“お寶”の95%は骨董品に見せかけたレベルの低い偽物であることが分かった。

「骨董品の偽物被害が多発している地域」を示した地図を作製した文化學者の呉樹(ウー?シュー)氏は何度もニセ骨董品の製造拠點に潛入し、獨自に証拠を入手した。玉細工、磁器、青銅器、書畫などニセ骨董品の製造を一大産業(yè)としている地域は中國の10?。ㄊ?區(qū))余りに上るという。

では、複製と偽物の違いは何なのか?中國政府が制定した「文物(文化財)保護法」などの関連規(guī)定によると、複製を作ってよいのは當局の許可を得た団體や機関のみ。その數や流通経路も厳しく制限されている。

當局の許可を得ずに模倣品を作った場合は偽物になるわけだが、その罰則は法律で定められていない。どうりで骨董品の偽物はなくならないわけだが、消費者にとっては迷惑以外何ものでもない。

「時代が変わりました。以前は骨董品のコレクターといえば、ごく少數だったのですが、今は市場規(guī)模も拡大し、多くの人が買い求めています。やはり、偽物は厳しく取り締まるべきでしょう」と呉氏は訴える。

清華大學美術學院の副院長を務める杭間(ハン?ジエン)教授は「民族の歴史に泥を塗る行為」と顔をしかめる。レベルの低い偽物が後世に伝わるということは、誤った歴史が伝わることになるというもの。単なる工蕓品ではなく骨董品として売った方が高く売れるというのが、ニセ骨董品が増え続ける大きな理由だという。(翻訳?編集/NN)

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