中國の広西チワン族自治區(qū)桂林市でこのほど、列車で幼児が泣いたことをめぐって乗客同士がもみ合うトラブルが発生した。13日付で広西日?qǐng)?bào)が伝えた。

トラブルが起きたのは、桂林市に向かう列車の中で、2歳児の泣き聲に睡眠を邪魔されたとして、男性が「子どもは乗車するべきではない、降りろ」と発し、母親をののしったという。見かねた他の乗客が、「君には子どもがいないのか？」と詰め寄るが、男性は「子どもはいない。それがどうした！どこで降りる？一緒に降りようじゃないか！」と一歩も譲らす、両者はついにもみ合いに発展した。

職員や他の乗客の仲裁でどうにか靜まったが、列車が桂林に到著し男性が下車すると、そこにはののしられた親子の親族が待ち構(gòu)えており、男性を囲んで袋だたきにした。

駅職員の登場(chǎng)で親族による袋だたきは収束し、11日に桂林駅の警察署は「他の區(qū)域の警察署が対応を引き継いだ」と語っている。動(dòng)畫は12日ごろから広まり、ネットでは「子どもが泣いたぐらいで怒るような男は毆られて當(dāng)然」といった聲や、「子どもが泣くのは仕方ないが、それが暴力を振るってよい理由にはならない」と賛否両論が聞かれている。（翻訳?編集/內(nèi)山）