54.6%がDV被害あり、7割が「誰にも言わない」―中國

Record China    2012年5月16日(水) 20時9分

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14日、北京紅楓婦女心理カウンセリングサービスセンターはこのほど、1858人を?qū)澫螭藢g施したドメスティック?バイオレンスに関する調(diào)査結(jié)果を発表。回答者の54.6%がDVの被害に遭ったことが「ある」と答えた。寫真はDVで妻に訴えられた英語教育者?李陽。

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2012年5月14日、中國新聞社によると、1988年に中國本土では最も初期の女性民間組織として設(shè)立された北京紅楓婦女心理カウンセリングサービスセンターはこのほど、1858人(男性435人、女性1423人)を?qū)澫螭藢g施したドメスティック?バイオレンス(DV)に関する調(diào)査結(jié)果を発表。回答者の54.6%がDVの被害に遭ったことが「ある」と答え、そのうち74.1%が「誰にも言わずに、黙って我慢する」と答えたことが明らかになった。このDV被害経験者の割合は中華全國婦女連合會(以下、婦聯(lián))の調(diào)査(24.7%)の2倍以上。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。

その他の寫真

回答者のうち、高卒者が38.0%、大卒者が43.9%だった。年齢は31?40歳が43.2%、21?30歳が40.9%。

この調(diào)査結(jié)果は、國連が「國際家族デー」と定める5月15日を前に、同センターが北京で始めた國際的なDV反対運動「聲を上げてDVに反対し、平和な家庭を築こう」の開始セレモニーで発表された。

DVの形式に関しては「ビンタ、毆打、首を絞められる」など実際の暴力が一番多く13.6%。そのほか、「罵倒や侮辱」などの言葉の暴力、「押される、突かれる、つかまれる、腕をひねられる、髪をつかまれる」「無視」「性関係の強要」などがあった。

DV被害に遭ったことがあると答えた人のうち、24.0%が「家族や友人」に、14.0%が「相手の家族や友人」に、13.3%が「警察」に、9.5%が「婦聯(lián)や工會(労働組合)」に助けを求めると答えた。

一方、「誰にも言わずに、黙って我慢する」と答えた74.1%のうち、30.6%がその理由について「意味がないから」と答えた。また、27.3%が「家庭內(nèi)の恥を世間にさらせない」、16.2%が「自分と子供が生活を続けるには我慢するしかない」と答えた。調(diào)査結(jié)果をまとめると、DVは私たちの生活の身近な所にあるということが分かる。また、DV被害に遭っている人のほとんどは、親戚や友人に助けを求める一方、公的権力?機関にはあまり求めていないようだ。

DV反対運動の専門家?侯志明(ホウ?ジーミン)氏は「DVは人権を侵す犯罪行為で、男性を含む一人ひとりがこの問題を重視するべき。DV被害に遭った場合、必ず聲を上げなければならない」と指摘。

さらに、「自分の受けた被害內(nèi)容を打ち明けることは、DV解決およびDVの悪循環(huán)を斷ち切る第一歩。聲を上げて初めて、被害者が助けを受けることができるだけでなく、加害者も処罰や更生を受けることになり、暴力の撲滅や平等な夫婦関係の実現(xiàn)につながる」と強調(diào)した。

世界16カ國で展開される同運動は、北京のほか、石家荘(河北?。?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=上海'>上海、深セン(広東省)、成都(四川?。─沃袊?都市で同時に展開されている。(編集/TF)

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