2012年5月14日、中國(guó)がフィリピン産バナナに対する検疫を強(qiáng)化したことを受け、大連や上海の港で足止めされたバナナが傷み、その損害額は10億フィリピンペソ（約18億7000萬(wàn)円）に上っている。四川在線(xiàn)が伝えた。

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中國(guó)國(guó)家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局（質(zhì)検総局）は9日、ウェブサイト上に「フィリピン産果物に対する検査?検疫の強(qiáng)化に関する通知」を載せ、昨年からフィリピン産パイナップルやバナナなどの果物から複數(shù)の害蟲(chóng)が何度も検出されているとした上で、各地方當(dāng)局に対し、検疫の強(qiáng)化を求めた。

海外に輸出されるフィリピン産バナナの半分以上が中國(guó)市場(chǎng)に出回っており、その市場(chǎng)を失えばフィリピンにとっては大きな痛手。南シナ海のスカボロー礁（中國(guó)名?黃巖島）の領(lǐng)有権問(wèn)題をめぐり、対立を続けるフィリピンに対する制裁措置とみられている。

フィリピンメディアによると、11日までにコンテナ15個(gè)分の同國(guó)産バナナの通関が拒否されている。フィリピン?バナナ生産者輸出業(yè)者協(xié)會(huì)のアンティグ代表は「大連、上海などの港で足止めされたバナナが傷んでしまっている。中國(guó)政府が新たな検疫基準(zhǔn)を設(shè)けたせいだ」と語(yǔ)っている。

同代表によると、中國(guó)は今年3月から新基準(zhǔn)による検疫を?qū)g施しており、これまでの損害額は10億フィリピンペソ（約18億7000萬(wàn)円）に上る。同代表は「政治的な意図があるならやめてほしい。我々は商売をしている。國(guó)同士のゴタゴタに巻き込まないで欲しい」と訴えている。（翻訳?編集/NN）